スイッチング電源EMIと実務上のノイズ対策ポイント

~ スイッチング電源の方式と代表的な回路、伝搬経路と放射経路の見分け方、静電・磁束・電磁シールドによるノイズ対策の効果と違い、実物を見ながらの解説 ~

・講師の豊富な経験に基づく解説と、実機のデモを見ながら学ぶことで、実務に結びつく講座!

・ノウハウを中心とした業務の進め方と、具体的なノイズ対策方法について修得し、スイッチング電源を組み込んだ回路設計に活かそう!

講師の言葉

 環境負荷軽減が求められる今日、小型・高効率が特長であるスイッチング電源は、多様な機器に用いられるようになった。スイッチング電源は前述するメリットを持つ反面、その動作特性上、EMC対策を必要とすることが多い。しかしながら、EMCは要素技術が未熟であることから、個人ノウハウへの依存が大きく、基本的な考え方や、対策手順が確立していない。

 本講義では、EMC対策を担当される現場技術者の方を対象に、基本的なノイズ(EMI)対策について、数式を最小限に留め、ノウハウを中心とした業務の進め方と、具体的な対策方法について説明する。

受付を終了いたしました

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月17日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・ノイズ(EMI)対策を実施する電源設計者、電子、制御、車載機器等の担当者、および指導を担当する方
・スイッチング電源を購入して利用する技術者の方
予備知識 ・上記エンジニアの方であれば、特に必要ありません
修得知識 ・基本的なノイズ(EMI)対策方法
・ノーマルモードとコモンモードの識別と対策知識
・効果的なノイズ対策部品の選定
・市場製品で行われているノイズ対策の識別
プログラム

1.電源と測定環境

  (1).電源について

  (2).雑音端子電圧測定環境

  (3).雑音電界強度測定環境

 

2.スイッチング電源について

  (1).シリーズ方式とスイッチング方式の特徴比較

  (2).外観、動作の比較

  (3).スイッチング電源の代表的な回路とノイズ対策

 

3.EMI対策をはじめる前に意識しておくこと

  ~講師の実務経験に基づき解説~

  (1).EMI対策とは何をしているのか

  (2).EMI対策とはどの位を取り扱っているのか

  (3).EMI対策業務に着手する前の準備と心構え、基本思考

 

4.スイッチング電源のノイズ対策

  (1).伝搬経路、放射経路を見分け方

  (2).ノーマルモードとコモンモードノイズの分類

  (3).ノーマルモードとコモンモードノイズを具体的に見分ける方法

  (4).具体的なノイズ対策の進め方と方法、および回路パターンでの具体的事例

  (5).静電、磁束、電磁シールドの効果と違い。具体的方法の紹介

  (6).実際の電源で見るEMI対策

     ・資料は示せませんが、実機を見せて説明

キーワード スイッチング電源 雑音端子電圧 出力ノイズ 雑音電界強度 ノーマルモード コモンモード
タグ ノイズ対策・EMC・静電気回路設計電源・インバータ・コンバータ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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