機械技術者のための熱処理技術の基礎と欠陥対策

~ 鋼材の種類・選び方・機械部品用鋼の熱処理、および熱処理欠陥その原因と対策 ~

・鉄鋼材料に強さ、ねばさ、耐摩耗性などの機械的特性を与える熱処理技術を効果的に応用するための講座
・機械・構造物の信頼性向上、長寿命化に大きな影響を与える熱処理技術がマスターできる、機械技術者必須の講座!
・熱処理における加熱・焼入れ、焼戻し・浸炭焼入れ・窒化、軟窒化の原因と対策も解説します!

講師の言葉

 鉄鋼は、金属材料として、世界で最もはば広く大量に使用されている。地球に存在する資源として大量にかつ安価に手に入れることができることが最大の理由である。
 しかし、熱処理することにより、強さ、ねばさ、耐摩耗性などの機械的特性を、自由にかつ大きく与えることができる唯一の材料であることも見逃せない。機械=鉄鋼ともいえるこの材料で、所期の機械的特性を得るための熱処理と、その欠陥の原因と対策を知ることは、機械技術者としての必須条件である。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年06月24日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・輸送機器・各種機械、工具の設計開発、製造・生産技術、プラント・設備の設計に関わる技術者の方
・金属材料の研究開発に関わる方、熱処理技術・表面処理技術に関心のある方
予備知識 ・熱処理技術に関心があれば理解が深まります
修得知識 ・機械技術者として必要不可欠となる、鉄鋼材料の所期の機械的特性を得るための熱処理技術と、その欠陥の原因および対策
プログラム

1. 鉄鋼熱処理の基礎
  (1). 鉄鋼材料には熱処理が必須!
      熱処理をして初めてその特性が出る
  (2). 鉄炭素平衡状態図
  (3). 鉄鋼熱処理=冷却速度

2. 一般熱処理作業
  (1). 焼きなまし
  (2). 焼きならし
  (3). 焼入れ焼戻し

3. JIS機械構造用鋼とその選び方
  (1). 化学成分系よりみた鋼材の種類
  (2). 焼入性にもとづく鋼材の選び方
  (3). 表面硬化処理のための鋼材の選び方
  (4). 被削性に注目した鋼材の選び方

4. 主な機械部品用鋼の熱処理
  (1). 機械構造用炭素鋼
  (2). 機械構造用合金鋼
  (3). その他

5. 表面熱処理作業
  (1). 表面熱処理の種類
  (2). 浸炭処理
  (3). 窒化処理
  (4). その他

6. 熱処理欠陥その原因と対策
  (1). 熱処理欠陥の種類
  (2). 加熱にともなうもの
  (3). 焼入れ、焼戻しにともなうもの
  (4). 浸炭焼入れにともなうもの
  (5). 窒化、軟窒化にともなうもの

キーワード 熱処理 鉄鋼材料 平衡状態図 焼きなまし 焼きならし 焼入れ 焼戻し 炭素鋼 合金鋼 浸炭処理 窒化処理 浸炭焼入れ 窒化 軟窒化 
タグ 熱処理表面処理・めっき
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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