内燃機関における省燃費化のための摩擦損失低減技術

~ 自動車の省燃費化に貢献する材料・トライボロジー技術と摩擦発生要因と低減技術 ~

・エンジンオイルの低摩擦、低粘度化やDLCなどを活用し、内燃機関の摩擦損失を低減するための講座
・内燃機関の摩擦損失を低減し、エネルギーの効率的な有効活用を実現するためのセミナー!

講師の言葉

 昨今、自動車産業界における大きな課題の一つに、地球温暖化対策としてのCO2排出量規制への対応が挙げられます。
 本講義ではグローバルにおける環境問題や規制の動向について整理するとともに、自動車業界が取り組む省燃費化に向けた技術開発を紹介します。
更に、内燃機関のこれまでの進化、今後の技術動向と、これらの技術革新を支える基盤技術として、マイクロやナノの視点で進化し続ける低フリクション材料の最新技術について学びます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年06月07日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車に関連する企業、研究機関の若手~中堅の研究者や技術者の方
(自動車・二輪・建機メーカや内燃機関の研究開発、設計技術、信頼性保証、解析等に関わる方やエンジンオイル、添加剤の研究開発に携わる方)
予備知識 ・予備知識の準備は不要ですが、日頃感じている環境に関わる自動車の課題を持参して頂き、質疑応答の中で論議することで、より理解が深まります。
修得知識 ・昨今の自動車を取り巻く環境や、特に内燃機関の省燃費化に向けた技術開発の動向について
プログラム

1. 自動車を取り巻く環境問題と規制動向について
  (1) . 自動車を取り巻く環境問題
  (2). グローバルにおける自動車に関わる規制動向
  (3) . 規制に向けた、EV含む新パワートレーンの仕組みと技術動向

2.自動車の省燃費化の取り組み
  (1) . 自動車の損失割合
  (2) . 省燃費化の取り組み
      a. 摩擦低減
      b. 軽量化
      c. 空力
      d. 転がり抵抗

3.自動車の省燃費化に貢献する材料・トライボロジー技術
  (1) . 自動車の損失内訳とトライボロジーによる改善予測(Holmberg報告)
  (2) . 自動車のトライボロジーによる省資源・省エネルギー予測調査(JAST)

4.内燃機関における省燃費化の取り組み
  (1) . 摩擦損失低減に向けた取り組み
      a. 摩擦発生要因と低減に向けた方策
      b. 低摩擦Diamond like carbon膜の開発と部品適用
      c. エンジンオイルの低摩擦化・低粘度化
      d. その他の技術開発動向
        ・エンジン部品軽量化
        ・高熱伝導化
        ・断熱化

5.自動車を取り巻く環境と今後の展望

キーワード 摩擦 エンジンフリクション トライボロジー 内燃機関 Diamond like carbon DLC エンジンオイル 低粘度
タグ トライボロジー自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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