~ 分散の定義・状態、分散力、攪拌機の種類と用途、選定のポイント、スケールアップ、応用事例 ~
・攪拌機を適切に活用した「乳化」「分散」の効率的な方法を実務に活かすための講座
・異なる複数の物質を均一な状態にする「乳化」および固体も含む「分散」の実現技術のノウハウを学び、高品質な製品開発に応用しよう!
~ 分散の定義・状態、分散力、攪拌機の種類と用途、選定のポイント、スケールアップ、応用事例 ~
・攪拌機を適切に活用した「乳化」「分散」の効率的な方法を実務に活かすための講座
・異なる複数の物質を均一な状態にする「乳化」および固体も含む「分散」の実現技術のノウハウを学び、高品質な製品開発に応用しよう!
第1部
攪拌操作の目的は、混合、分散、物質移動、反応、電熱など多岐にわたる。その操作に用いられる攪拌機は、化学、食品、医薬をはじめ、環境、バイオ、エネルギー等各分野で、研究開発から実生産に至るさまざまなプロセスで使用されている。特に、異なる複数の物質を均一な状態にする乳化、分散の操作は、高速攪拌機を中心とした乳化分散機を使用する必要がある。
本講演では、乳化分散の基礎的な考え方と、攪拌機を中心とした乳化分散機の種類と用途を解説するとともに、高速攪拌機におけるスケールアップの考え方と新しい攪拌方式の解説とともに、実務経験からのノウハウや事例を紹介します。
第2部
講演者の立場は、物理的な力を作用させて、物を武差異化するという機械系からのものである。界面活性剤を多量にいれて、油と水の張力差をほとんどなくし、簡単な手攪拌でも、可溶化(乳化)させるというケミカル的な手法とは異なる。
また、ここで話題として扱うのは、あくまでも湿式の分散であり、溶媒は液体ということになる。乾式のジェットミルとはまた異なる。
世間では、分散=粉砕と混同している人がいる。分散=懸濁と思っている人もいる。その定義もあいまいである。また、機械における力の違いも明確化なっていない。つまり、この湿式分散の世界には、ロジックが成立していない、だから、教科書もそれを扱う書籍もない、
きちんと整理して、制御をかけてやれば、ナノカーボン・スメクタイト乳化ができる。剥離した黒鉛(グラフェン)で、微細になった油を包み、その黒鉛のまわりに解繊されたCNTが吸着する。そのCNTにより、黒鉛(グラフェン)とCNTによって内包された油粒子が、液中(水)の中に存在できる。分散の形態でいえば、乳化である。界面活性剤は使われていない。なぜ、これができるのか、これを説明することによって、いままで、曖昧となっていた分散の世界が、明確化される。
本講座の申込み受付は終了しました。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 |
・化学、エネルギー、燃料、食品、化粧品、医薬品、バイオほか関連企業の生産技術、製造担当者、技術、開発、研究者の方 ・乳化や分散の本質を知りたい方 |
予備知識 | ・特に必要ありません |
修得知識 |
・乳化・分散技術の基礎 ・乳化・分散のための攪拌機の使用方法、選定方法、スケールアップ |
プログラム |
第1部 乳化・分散の基礎と攪拌操作および高速攪拌機のスケールアップ 1.乳化と分散の基礎 2.攪拌機の種類と用途、選定のポイント 3.高速攪拌機のスケールアップ 4.新たな攪拌技術について 第2部 分散・乳化技術の基礎と応用および事例 1.分散の定義 2.分散状態 3.分散力 4.分散の基本 5.スケールアップ 6.究極の応用事例 |
キーワード | 乳化 分散 粒子径 粘度 攪拌機 スケールアップ 粉砕 解砕 解粒 剥離 解繊 濡れ 溶解 泡 ピッカリング乳化 ナノカーボン・スメクタイト乳化 |
タグ | ゲル・スラリー、化学物質、攪拌・濾過・蒸留、化粧品、分散、粉体・微粒子 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日