治具設計の基礎とQCD向上の勘所 ~演習付・個別相談付~

~ 治具設計のプロセスと着眼点、工程改善の事例、治具設計のアイデアと勘所 ~

・豊富な実務経験と知識をお持ちの講師から実践的に治具設計の勘所を学ぶ特別講座

・治具設計の基礎から治具設計時に陥りやすいトラブルとその対処法までを学ぶ実践講座! 

・熟練技術者の知識と同等の知識を総合的に修得し実務で高効率・短納期・高品質な製品のものづくりに活かそう!

講師の言葉

 製造工程においてワークを固定し工具を制御・案内する治具は、高効率かつ高品質に量産をするためには不可欠な存在です。最近は専用治具に代わり組立式やモジュール式の治具が用意されていますが、多くの現場ではワークに合わせて専用治具を設計・製作しており、それゆえに事例の収集が難しく、治具設計は製品設計に比して体系化がなされていません。加えて、各種の加工方法などと密接に関わっており、現場での経験に依存することも設計技術の理論化を難しくしています。結果、製作過程や完成時に対処療法的に不具合に対応している例が少なくありません。
 本講座は、治具設計の基礎から勘所までを解説します。基準定めの方法のほか、基準定めをする際の計算や各種治具要素の設計計算の方法などを包括的に紹介します。併せて、講師の経験を踏まえ、治具設計時に陥りやすいトラブルとその対処法も伝授します。また、工程設計の基本的な考え方にも言及します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年03月18日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・熟練技術者と同等のQCD(品質・コスト・納期)を満足したいと考える初級~中級技術者を対象としますが、ベテラン設計者も治具設計の基礎をおさらいできる構成としています。
予備知識 ・機械設計の基礎
修得知識 ・熟練技術者と同等のQCD(品質・コスト・納期)を満足した治具設計

【持参品】
・演習で使用しますので、電卓をご持参下さい
プログラム

1.治具とは

2.治具設計技術者の基礎知識
 (1).基準定めの基本的方法
   a.位置決めと自由度(基準定めの基本的方法)
   b.平面と穴で基準定めする場合の計算
   c.治具を用いて加工時の誤差の概念
   d.取り付け基準の選択
   e.治具の取り付け要素の構造
 (2).クランプ機構
    a.クランプ機構としてのくさび
    b.くさびプランジャー機構
    c.レバー機構
    d.ねじ機構
    e.レバーヒンジ機構
    f.ばね

3.治具設計のプロセスと着眼点
 ・設計企画~構想図~組立図~部品図~検査・試運転~量産試作~初期流動管理

4.治具設計の勘所
 (1).工程改善の事例
 (2).治具設計のアイデア
 (3).治具設計の勘所
   a.治具部品は作るより買うほうが安い
   b.ひとつでも多くのメカを頭に入れよ
   c.方法は一つではない etc.

キーワード 治具 基準定め クランプ機構 ワーク くさび レバー機構 ねじ機構 ばね ものづくり 位置決め 機械設計 工具
タグ 金属加工精密加工・組み立て治具機械
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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