金属材料における疲労・水素脆性(遅れ破壊)の 発生メカニズムと破面解析による原因究明・再発防止対策

~ 疲労破壊・水素脆性の特徴・原因、破面解析のポイントおよび再発防止対策 ~

・金属材料の破損原因究明に不可欠な破面解析(フラクトグラフィ)を学び、機械や構造物の破損を防止するための講座
・金属疲労、水素脆性による破損・損傷を未然に防ぎ、機械・構造物の長寿命化、高信頼性を確保するためのセミナー!

講師の言葉

 構造材は通常の使用環境においては破壊を生じないことを前提として製作されます。設計者は多くのデータや従来からの経験に基づき製作に取り組みますが、使用中不幸にして破損・損傷を生じる場合があります。
 実機が受ける諸条件はきわめて複雑であり、損傷を生じその破壊状況をみて、はじめて気づく問題点・課題もあります。
金属材料の破損・損傷の原因は多岐にわたり、部材破損品の解析はその原因究明と再発防止対策の策定に対し、もっとも有効な教材となります。構造材が破損した場合、現場において使用環境の確認による「破壊の要因・駆動力」の検証を行うとともに、その破壊形態の確認を行うことが重要になります。
 本講座ではその解析の手順と代表的な破損原因として特に疲労、水素脆性に着目し、その解析手法を解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年02月12日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・輸送機器、機械、構造物の研究開発、設計、生産・製造技術、信頼性保証、強度研究、解析、設備管理に携わる研究者・技術者の方
・金属材料の疲労、腐食などに関心のある方
予備知識 ・機械・構造物の金属疲労および腐食に関心があると理解が深まります
修得知識 ・事故事例に基づく疲労、水素脆性の発生機構(メカニズム)
・金属材料における破壊形態の特徴
・破損原因調査の手順とその破壊形態の目視レベルでの識別
・再発事故防止のための考え方と対策
プログラム

1.疲労破壊の特徴と解析の手順および再発防止法
  (1).破壊解析の基礎
       a. 破壊解析の基礎
       b. 疲労破壊
       c. 水素脆性
  (2).破壊解析の手順とポイント
       a. 破損解析の手順
       b. 試供材・試験片採取前における破壊状況の確認
         ・破損品の保存
         ・使用環境の記録・確認
         ・破損部の観察・破面の観察
  (3).試験片採取後の手順・ポイント
       a. 力学的要因により形成された破面形態
  (4).疲労破壊とその特徴と再発防止法
       a. 疲労破壊の特徴
       b. 疲労破壊の発生メカニズム(高サイクル疲労)
       c.ストライエーションの形成理論
       d. 疲労破壊部品の再発防止・解決について
       e. 溶接部の疲労破壊形態
       f. 事例紹介

2.疲労における破面の解析と原因究明方法
  (1).破断部の外観状況
  (2).き裂前縁の形状
  (3).塑性変形の有無及び程度
  (4).ビーチマーク(貝殻模様)
  (5).ステップ
  (6).破損原因の分類
  (7).低サイクル疲労と高サイクル疲労
  (8).疲労破面を用いた応力推定および疲労き裂進展繰り返し数推定手法
  (9).応力拡大係数範囲の推定
  (10).応力範囲の算出

3.水素脆化(遅れ破壊)の特徴と破面解析のポイントおよび水素侵入防止対策
  (1).水素脆化の特徴と対策
       a. 水素脆性とは
       b. 元素の寸法から見た水素の挙動
       c. 水素の侵入経路と対策
       d. 水素脆化メカニズム諸説
       e. 水素の発生・侵入・拡散・凝集と割れ
       f. 腐食による水素侵入
  (2).水素脆化による破面の特徴
       a. フェライト・パーライト鋼の水素脆性破面
       b. 焼き戻しマルテンサイトの水素脆化破面
  (3).水素脆性破壊の調査事例

キーワード 疲労破壊 破壊解析 フラクトグラフィ 水素脆性 遅れ破壊 ストライエーション ビーチマーク 
タグ 金属材料プラント疲労機械腐食・防食構造物
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日