電子機器の信頼性向上と故障原因究明方法 および適切な対応

~ 電子機器の故障要因と製品保証のための信頼性評価、およびロックイン発熱解析による故障解析への考え方 ~

・電子機器における“真”の故障原因を正確に突き止め、機器の故障をなくすための講座
・主要な故障メカニズムと事例を基に故障解析技術を修得し、適切な対応へ活かそう!

講師の言葉

 品質に係わる技術者が最も頭を悩ます問題が市場故障の対応である。この問題を解決するためには故障モードからの推定と故障解析であるが、経験の乏しい技術者には負担の大きい業務である。市場故障がなぜ起こるか?長期の受託解析の経験からは一般の技術者が考える概念と異なる原因が多い。
 本セミナーでは主要な故障メカニズムを事例と原理的な面から説明する。また、電子機器の故障解析はロックイン発熱解析により比較的容易に解析ができるようになり、今後、多くの方が利用する方法と考えられる。また、故障を低減するための信頼性の作り込みにも触れる。

本セミナーは会場が変更になりました(東京・西新宿 → 竹橋)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年02月25日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア 5階 501号室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器・電子部品メーカの信頼性、品質関連の技術者。初学者にもわかるように説明する
予備知識 ・電子機器・部品の故障に関心があれば理解が深まります
修得知識 ・市場故障の原因や解析法を理解し、適切な対応が取れるための知識
プログラム

1. 市場故障を起こす“真”の問題
  (1). 多く発生する故障要因
      a. 故障期による故障モード
  (2). 調達部品による故障問題
      a. 部品メーカの信頼性の作り込み
      b. 適切な部品調達法
      c. 部品選定のための評価
  (3). 実際に起こっている電気的な破壊
      a. 電気的な破壊とは(ESD、ラッチアップ、EOS)
      b. 間違いの多い故障原因推定
      c. 実際に起こる故障事例と解析
  (4). 製品保証のための信頼性評価
      a. 試験方法
      b. 製品の信頼性保証

2.故障原因究明方法
(1). 故障メカニズム
      a. 半導体デバイスの動作原理・構造・故障メカニズム
      b. 実装基板の故障メカニズム
(2)市場故障に対する故障解析(電子機器から部品まで)
      a. 電子機器メーカが行う故障解析の目的
      b. 電子機器メーカが行う故障解析の流れ
      c. ロックイン発熱解析を用いた故障解析
      d. 部品メーカ(半導体メーカ)が行う故障解析
      e. 解析事例

キーワード 市場故障 故障要因 故障モード ESD ラッチアップ EOS 故障原因究明 ロックイン発熱解析 故障解析
タグ 信頼性試験・故障解析品質管理電子機器電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア 5階 501号室
ちよだプラットフォームスクウェア
住所: 〒
東京都千代田区神田錦町3‐21
電話番号 : 03-3233-1511
FAX :
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