モータの振動・騒音・熱の低減技術とモータ開発・設計への活かし方 ~1人1台PC演習付~

~ モータにおける電磁加振力の発生メカニズム、熱解析と低振動・騒音および温度低減技術への活かし方 ~

・低振動・低騒音かつ温度上昇を効果的に低減し、モータの信頼性を向上させるための講座
・電磁加振力の発生メカニズムと解析技術を修得し、モータの振動・騒音低減に活かそう!
・Spiceを用いた熱計算技術をを活用し、モータの小型化かつ熱設計を実現しよう!
※PCは弊社にてご用意致します

講師の言葉

 モータあるいはその応用機器を製品化する際、性能、コストの追求は当然として、最終的にはモータの振動・騒音、温度上昇、信頼性などに関してきめ細かな吟味が必要である。本講義では、振動・騒音と熱に注目して、基礎的な事項を懇切丁寧に解説する。
 先ず、振動・騒音に関してはモータ振動の原因となる電磁加振力の発生メカニズム、低振動・低騒音モータの開発指針などを説明する。次に、モータの熱設計の面では、熱解析の基礎、Spiceを用いた熱計算、小型化と温度上昇低減などの相反する設計目標への対処法などを説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年02月28日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・モータの振動騒音・熱問題を解決したい方
・モータの振動騒音・熱の問題を抱えている方
(自動車などの輸送機器、機械、電子機器、OA機器、産業機器などにおけるモータの研究開発、設計、信頼性保証、解析などに携わる方やモータのユーザの方)

予備知識 ・大学初年次における物理、数学を修得していることが望ましい
 (事前に 書籍「回路シミュレータLTspiceで学ぶ電子回路」をご一読頂けると理解が深まります
修得知識 ・モータにおける電磁加振力の発生メカニズムと低振動、低騒音モータ開発への活かし方
・伝熱の物理に関する基本と熱解析とモータの温度低減技術への活かし方
プログラム

1. モータにおける電磁加振力の発生メカニズムと低振動・低騒音化への活かし方
(1). 電磁加振力理解のための予備知識
      a. 固定子巻線による高調波アンペアコンダクタと回転磁界
      b. マクスウェル応力を用いた電磁加振力の計算方法
(2). 固定子コアに作用する円環状電磁加振力の発生メカニズム
      a. 加振力の発生メカニズムと解析式の導出
        ・ 分布巻モータの場合
        ・ 集中巻モータの場合
      b. 磁界解析との比較検討
(3). 低振動・低騒音モータ設計への活かし方
      a. 加振力のモードと振動・騒音の関係
      b. 集中巻モータにおける極数-スロット数の選択

2.Spiceによるモータの熱解析と温度低減への活かし方
(1). 伝熱の物理に関する基本と熱解析
      a. 伝熱の物理に関する基本事項
      b. 熱等価回路網法による熱解析
(2). 回路シミュレータLT-Spiceを用いたモータの熱解析
      a. LT-Spiceの入手(フリー)とインストール方法
      b. 簡単な例題を用いた熱等価回路の作成と計算
      c. 熱パラメタのチューニング(実測温度分布の再現)
      d. モータの熱解析の具体例
(3). 熱解析モデルの構築とモータ設計への活かし方
      a. 熱解析モデル構築の意義
      b. 熱-磁界の連成解析への展開

キーワード モータ振動 モータ騒音 電磁加振力 熱解析 
タグ モータ振動・騒音伝熱熱設計
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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