洗浄の基礎と適切な洗浄システム構築のポイントおよび例

~ 洗浄方法、洗浄剤、洗浄システムおよび洗浄例と高洗浄技術のポイント ~

・洗浄する製品に合った適切な洗浄剤の選択、洗浄システム構築し、洗浄度を確保するための講座
・洗浄する製品の清浄度確保と洗浄コストへの対応を両立させる高洗浄技術を実現するためのセミナー!

講師の言葉

 洗浄とは「汚れを落とす」ことですが、落とすべき汚れを必要なレベルまで落としなおかつ連続的に洗浄しながら洗浄液が常に一定レベルの清浄度を確保するということです。そのために必要なことは、適切な洗浄剤の選択と洗浄システムを構築することです。
洗浄システムとは、汚れを落とすこと、汚れた洗浄液をいかにきれいにするか、そして効率的に乾燥させることです。さらにそのシステムにともなう経済性と環境性の検討が不可欠のものとなります。経済性は、イニシャルコストとランニングコストの総合的な検討が必要になります。環境性は、地球環境と作業環境の検討が必要になります。
本講座では、これらの検討に必要な技術要素を紹介し、また実際の部品の洗浄例から洗浄システムを構築します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年03月20日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・自動車、スマートフォン、パソコン、電気製品、食品、薬品等の製造に関わる方で、産業洗浄に携わる方
・洗浄剤、洗浄装置および部品など、産業洗浄技術に関わる方
予備知識 ・洗浄への関心があれば理解が深まります
修得知識 ・洗浄媒体から洗浄剤、洗浄システム、洗浄手法、浄化システム等の洗浄周辺システムまで、洗浄にかかわる技術要素が習得でき、具体的な洗浄システムを構築することができます
プログラム

1.汚れと洗浄対象物
  (1). 有機系汚れ
  (2). 無機系汚れ

2.洗浄方法
  (1). 乾式洗浄
      a. ドライブラスト洗浄
      b. プラズマ洗浄
      c. オゾン洗浄
      d. レーザ洗浄
  (2). 湿式洗浄    
      a. 搖動・回転洗浄
      b. 超音波洗浄
      c. スプレー洗浄
      d. 減圧洗浄
      e. ベーパ洗浄

3.洗浄剤の種類
  (1). 水系洗浄剤    
      a. アルカリ系洗浄剤
      b. 中性洗浄剤
      c. 酸性洗浄剤
      d. 機能水
  (2). 準水系洗浄剤    
      a. 水混合多価アルコール洗浄剤
  (3). 非水系洗浄剤    
      a. 不燃性洗浄剤
      b. 可燃性洗浄剤

4.洗浄システムの種類
  (1). 水系・準水系洗浄システム
  (2). 不燃性洗浄システム
  (3). 可燃性洗浄システム
  (4). 乾燥システム

5.洗浄周辺システム
  (1). 浄化システム
      a. フィルタリングシステム
      b. 油水分離システム
      c. 蒸留システム
  (2). 防爆システム    
      a. 消防法
      b. 燃焼の3要素

6.部品洗浄の実例と高洗浄技術のポイント
  (1). モーターケース(深絞り)
  (2). 光学レンズ
  (3). リードフレーム
  (4). 回路基板
  (5). ボールペンのペン先
  (6). 樹脂の通箱・熱交換器・曲がり管・ベアリング・ドリルの刃

キーワード 有機系汚れ 無機系汚れ 乾式洗浄 湿式洗浄 水系洗浄剤 準水系洗浄剤 非水系洗浄剤 浄化システム 

タグ 洗浄
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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