はんだ接合部の破壊メカニズムと強度評価および強度信頼性向上策

~ 各種はんだ及びはんだ接合部の強度評価法、はんだの強度設計用非弾性構成式、はんだの強度特性データベースと使い方 ~

・通常の金属材料とは異なる強度特性を有する「はんだ接合部の信頼性」を確保するための講座

・はんだ接合部の強度評価法を確立し、実装部品の信頼性向上に活かそう! 

・はんだの接合強度の計算方法が分かりやすく理解できます

講師の言葉

 はんだは軟金属であるとともに、極低融点金属でもあるため、室温でもクリープが起こる等、通常の金属材料の強度特性とは異なる点を多く有する。そのため、強度評価・設計あるいは、破損部品等の破壊原因解明においても注意を要する点が多くある。
 本講座では、初学者の方でもわかりやすいように、疲労・クリープ・破面解析に関わる基本事項の概要や各種事例などを説明する。また、自ら実験を行うことなく、各種はんだの強度特性を調べたい場合に重宝する「データベース」についても、収録されているデータの概要と使い方について説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年01月10日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・はんだを扱う技術者や設計者の方
・実装、プリント基板、電子部品、他関連企業の技術者の方
予備知識 ・材料力学の基礎知識があると理解しやすい
修得知識 ・はんだ接合を有する電子部品の強度信頼性を保証する上で必要な基本的知識が習得できる
プログラム

1.各種はんだの種類と特徴
  (1).鉛はんだ
  (2).鉛フリーはんだ
  (3).機械的諸特性

2.各種はんだ及びはんだ接合部の強度評価法
  (1).引張試験
    a.基本事項と注意点
  (2).クリープ試験
    a.基本事項と注意点及びデータ整理法
  (3).疲労試験(低サイクル疲労、クリープ疲労)
    a.基本事項と注意点及びデータ整理法
  (4).破面解析・破壊解析事例
    a.基本事項と注意点
    b.破壊経路解析

3.はんだの強度設計用非弾性構成式
  (1).代表的非弾性構成式
  (2).クリープ構成式の求め方

4.はんだ強度特性値に及ぼす寸法効果
  (1).試験片形状・寸法、試験片加工(作製)方法
  (2).試験方法
     ・引張試験
     ・クリープ試験
  (3).試験結果
     ・クリープ特性に及ぼす寸法依存性

5.各種はんだの強度特性データベースと使い方
  (1).鉛系はんだデータベース
  (2).鉛フリー系はんだデータベース

6.はんだ及びはんだ接合部の強度信頼性
  (1).強度ばらつきの統計的評価
  (2).強度信頼性向上の考え方

キーワード はんだ 強度評価 引張試験 接合強度評価 クリープ試験 疲労試験 破面解析 信頼性評価
タグ 信頼性試験・故障解析はんだ溶接・接合実装電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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