高周波技術の基礎と高周波回路設計への応用 ~演習付~

~ 伝送線路と反射係数、特性インピーダンス、スミスチャートの活用法、回路網パラメータ、高周波回路の設計ノウハウ ~

・スミスチャートの活用法や、Sパラメータなど高周波の測定・回路設計の必要技術を修得し、応用するための講座!

・高周波回路設計に必要な技術を伝送路の基礎から学び、受動回路や無線回路の測定・設計に効果的に活かそう!

講師の言葉

 無線LAN、スマートフォン、ETCなど無線情報通信技術の進歩は目覚ましい。これらのシステムを支える高周波技術は重要である。

 本講座では、高周波回路技術の基本となる伝送線路理論からスタートし、反射係数/透過係数、入力インピーダンス、整合回路、また、回路設計等でよく利用されるスミスチャートについて説明する。また、具体的な回路設計のための基礎知識として、2ポート回路網の各種行列の定義とその利用法についても解説する。更に、高周波回路の特性、また測定にも利用されるSパラメータ(散乱パラメータ)についてその物理的意味と性質(相反性、ユニタリ性など)について詳細に解説する。

 ここまでで得られた知識を元に、具体的な高周波回路としていくつかの受動回路を例に取り上げ、その設計についても行うこととする。

会場を変更いたしました(西新宿→竹橋)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年03月06日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア 5階 502号室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・高周波回路設計や計測に携わる技術者の方
・高周波について基礎から学びたい技術者の方、これから高周波を扱う技術者の方
 (基板回路、アンテナ、端末、ワイヤレス機器、車載機器など)
予備知識 ・理系高卒程度の数学、電気知識
修得知識 ・伝送線路理論の基礎
・集中定数素子や伝送線路を用いた簡単な回路設計
プログラム

1.伝送線路と反射係数

  (1).伝送線路の基本式と物理現象

    a.伝送線路の上の電圧、電流

    b.伝搬定数と特性インピーダンス

  (2).反射係数と入力インピーダンス

    a.反射係数/透過係数

    b.定在波

    c.入力インピーダンス

    d.整合回路

 

  (3).スミスチャート

    a.スミスチャートとは

    b.インピーダンスチャート

    c.アドミタンスチャート

    d.インピーダンスチャートを使った設計

 

2.回路網とパラメータ

  (1).2ポート回路網の各種行列

    a.インピーダンス行列

    b.アドミタンス行列

    c.F行列

    d.散乱行列

  (2).Sパラメータ(散乱パラメータ)

    a.Sパラメータの定義

    b.Sパラメータの物理的意味

    c.相反性

    d.無損失回路のユニタリ性

    e.参照面の移動

 

3.高周波回路の設計

  (1).高周波回路の紹介

    a.能動回路

    b.受動回路

  (2).受動回路素子の設計

    a.集中定数素子を用いた設計

    b.伝送線路を用いた設計

キーワード 高周波 マイクロ波 整合回路 回路網 インピーダンス 特性インピーダンス 反射係数 スミスチャート Sパラメータ 無損失回路 集中定数素子 伝送線路 分布定数回路 無線 基板 アンテナ
タグ アンテナ回路設計基板・LSI設計電磁波
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア 5階 502号室
東京都千代田区神田錦町3‐21

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