生産ライン・工場IoT化における制御通信の無線化とそのポイント

~ 無線通信の性能と特性改善手法、制御のための市販モジュール、制御無線化のための新しい視点と課題および対策 ~

・制御を無線化するための企業相談に多く応じてきた講師が、長年の研究および現場の経験をもとに実務に活かすためのポイントを学ぶ講座!

・産業機器制御のワイヤレス化に必要な技術要素を学び、制御通信における信頼性確保に活かそう!

講師の言葉

 黒電話と公衆電話の世界から携帯電話や無線LANのある世界。工場内の産業機器制御のための有線通信が無線化できれば、同様の変革が生産現場に持たされることが期待できます。しかし、無線通信ではデータ消失や遅延が無視出来ません。単純に有線通信機器を無線に置き換えてもうまくいきません。

 講師は、無線制御分野の研究を長年行ってきており、電子情報通信学会高信頼制御通信研究専門委員会の立ち上げに携わるとともに、委員長も務めてきています。また、多くの企業から持ち込まれる制御の無線化の相談にものってきました。

 今回の講義では、これらの経験に基づき、無線制御の学術的側面について述べるにとどまらず、現場での課題の解決のヒントもお伝えしたいと思っています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年03月08日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・制御通信の無線化を検討している、もしくは携わっている技術者(工場現場、生産ライン、FA、ロボット等)
・工作機械、産業装置、無線制御のための機器開発を行っている企業の技術者
・制御通信という新しい分野の知識を得たい、無線、あるいは制御の技術者
予備知識 ・大学初年度程度の電気および制御の知識。無線の知識があると望ましい。
修得知識 ・制御通信は一般の(画像・音声・データ)通信と何が違うかがわかる
・制御のための無線の性能は、どこに目をつければよいかがわかる
・制御の無線化のための無線方式の選択肢の概略がわかる
・制御通信が、制御の立場からも無線の立場からも面白い、発展性のある分野だということがわかる
プログラム

1.はじめに:高信頼制御通信

  (1).無線制御のメリット

  (2).高信頼制御通信の活用分野

 

2.制御通信とは

  (1).制御通信で送られるもの

  (2).制御通信における特別な要求とは

 

3.無線通信の性能

  (1).無線通信の性能評価基準

  (2).無線通信の特性劣化要因

  (3).無線通信の特性改善手法

 

4.制御のための無線通信

  (1).IEEE 902.11

  (2).LPWA

  (3).光無線

 

5.制御のための市販モジュール等の紹介

 

6.制御無線化のための新しい視点と課題・対策

  (1).制御品質と通信品質の関係

  (2).平均値や最高値より最低値保障

  (3).品質の階層構造

  (4).複数機器制御の課題と対策

 

7.制御無線の技術動向

  (1).無線通信を用いた制御システムの特徴

  (2).制御と通信の融合

  (3).最新の技術動向

キーワード 制御通信 無線通信 光無線 LPWA 制御通信 IoT ワイヤレス通信 センサネットワーク
タグ 通信無線ロボット制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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