VCSEL(面発光レーザ)の基礎と性能改善および応用技術

~ VCSELの特徴と拡がり、基本設計と基本特性、通信・表示・3Dセンシング・光無線給電への応用例、最新技術動向 ~

・顔認証をはじめ応用範囲が拡がるVCSELについて、基本的な特性から応用例まで習得する講座!

・VCSELの基礎技術から最新技術を先取りし、センシングや通信、加熱加工への導入、機器の小型化や低消費電力化に活かそう!

講師の言葉

 面発光レーザは、様々な特徴を持つ光源として実用されており、さらに、次のイノベーションを創りだす鍵と期待されている。そこで、この面発光レーザ(VCSEL)の基本原理と特性・特徴を解説するとともに、多様な応用や今後期待される新領域における、面発光レーザの利点と研究開発課題を解説する。

 面発光レーザは半導体レーザのひとつであるが、基板表面から光出射する特徴から、超小型、超低電力、2次元アレイ、広い波長可変性など、他のレーザに比べて優れた特性が可能である。このため、スパコン・データセンターの光配線から、レーザマウス、3D顔認証、レーザプリンタ、レーザプロジェクタ、超小型原子時計、OCT、レーザレーダ、レーザエンジン点火、加熱・加工応用など、多様な応用が進められ、新領域の創出に活用が進んでいる。光無線給電という新応用領域にも、面発光レーザが期待されており、その最新動向も紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年01月31日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・半導体レーザ自身の開発などに新たに携わる研究開発者
・レーザ利用機器開発などに新たに携わる開発者
・多様な領域で活用され始めた光デバイス(面発光レーザ)の最新動向調査が必要な方
(3次元センシング、認証、LiDAR、レーザ加工、点火、加熱、OCT、医療、車載機器、複合機、ワイヤレス給電など)
予備知識 ・理系高卒程度の数学、物理、化学
・半導体(バンドギャップエネルギーなど)の基礎的知識があると理解が早い
修得知識 ・VCSEL(面発光レーザ)の特徴の理解
・VCSELの応用範囲など市場動向の把握
・VCSELの性能の今後の進展範囲やその限界の把握
・基本的な設計指針、性能改善方針の理解
プログラム

1.面発光レーザ:VCSELとは

  (1).VCSELの特徴

  (2).VCSEL技術の経緯

  (3).VCSELの拡がり

 

2.VCSELの基本設計と基本特性

  (1).微小光源・低電力光源

  (2).単一波長光源

  (3).高反射率が鍵

  (4).新しい反射鏡:HCG

  (5).光閉じ込め・電流閉じ込め

  (6).温度特性・放熱特性

  (7).VCSELの材料・構造

 

3.VCSELの応用

  (1).データ通信応用:光インターコネクト

  (2).波長可変技術とその応用:OCT、センサー、通信

  (3).高出力化とその応用:表示、レーザ点火

  (4).二次元アレイの応用:レーザプリンタ、通信

  (5).マッピング応用:顔認証、3Dマップ、LiDAR

  (6).多様な応用:レーザマウス、原子時計、など

 

4.VCSELの新応用領域:光無線給電

  (1).VCSELによる光無線給電

  (2).超高効率化に向けた光源技術

キーワード VCSEL 反射鏡 単一波長光源 放熱特性 二次元アレイ マッピング LiDAR 通信 顔認証 スマートフォン
タグ 金属加工ワイヤレス給電電子機器LED・有機EL・照明
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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