高温疲労・クリープの基礎と強度設計・評価技術および余寿命予測・診断法

~ 高温疲労の留意点、熱応力と熱疲労、クリープ変形と破壊、長時間寿命外挿法、実機損傷解析事例、余寿命診断法 ~

・豊富な実務経験に基づき、基礎的内容から事例を通して習得できる講座!

・高温疲労およびクリープによる損傷メカニズムや実機損傷解析事例を学び、設備設計・保全に活かそう!

講師の言葉

 製品や設備の安全性を保つためには、それらの使用環境(負荷、温度、雰囲気など)から部材の損傷プロセスを予測し、合理的な強度設計と適切な保守管理が求められる。高温で使用される部材に想定される損傷形態として重要なものに、高温疲労(繰返し負荷)およびクリープ(一定負荷)があるため、本セミナーでは、それらの損傷メカニズムを平易に解説し、強度設計手法および実機の強度評価事例を紹介する。また、長時間使用した部材の余寿命(残存寿命)を予測する手法についても言及する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年02月25日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・高温で使用される製品、設備の強度評価、設計および保守管理に携わる技術者の方
(例えば、自動車や航空機のエンジン、タービン、ボイラー、石油化学設備や燃料電池など)
※本セミナーは、金属材料が対象で、合成樹脂等の非金属材料は扱いません。

予備知識 ・材料強度学に関する基礎的な知識があることが望ましい
修得知識 ・高温で使用する製品や設備部材の損傷プロセス、強度評価法および余寿命診断法
プログラム

1.高温疲労

  (1).き裂発生とき裂進展

  (2).低サイクル疲労と高サイクル疲労

  (3).疲労強度に影響を及ぼす諸因子

  (4).熱応力と熱疲労

  (5).疲労強度設計法

  (6).実機損傷解析事例

 

2.クリープ

  (1).変形と破壊

  (2).応力緩和

  (3).溶接部のクリープ

  (4).長時間強度外挿法

  (5).クリープ強度設計法

  (6).実機損傷解析事例

 

3.クリープ疲労

  (1).クリープと疲労相互作用

  (2).クリープ疲労強度評価法

  (3).実機損傷解析事例

 

4.経年設備の余寿命診断法(発電用ボイラの例)

  (1).破壊試験法

     (ミニチュアクリープ試験、スモールパンチクリープ試験、長時間寿命外挿法etc.)

  (2).非破壊損傷計測法

     (結晶変形法、ボイド面積率法、超音波フェーズドアレイ法etc.)

  (3).実機損傷モニタリング法

     (高温ひずみ計測法、電位差法、アコースティックエミッション法etc.)

キーワード 高温機器 クリープ変形と破壊 熱応力 熱疲労 高温疲労設計 クリープ設計 メンテナンス 余寿命診断 レプリカ法 超音波フェーズドアレイ法 微小サンプル試験法 ラーソン・ミラーパラメータ アイソストレス法 実機損傷モニタリング法
タグ 金属疲労設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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