トライボロジーの基礎と固体潤滑における摩擦摩耗低減技術

~ トライボロジーの基礎(接触・凝着・潤滑のメカニズム)、固体潤滑と摩耗低減技術、分析観察手法とその活用 ~

・接触や凝着により起こるトラブルと対策について、事例を通して基礎から学ぶ講座!

・トライボロジーの基礎から学び、さらに潤滑油を使えない(使わない)箇所への効果的な固体潤滑技術の応用に活かそう!

講師の言葉

 「トライボロジーについて、仕事で勉強する必要が出てきた。しかし、独学ではどこから手を付けていいか分からない」というような方でも、トライボロジーをどう活用すれば良いかという点を理解していただけることを第一の目標にしています。

 まずはトライボロジーの基礎を一通り学び、応用テーマとして固体潤滑を取り上げます。トライボロジーに関する問題解決の指針としていただければと思います。

 また、特に固体系のトライボロジーの問題に携わるとき、様々な表面分析・観察手法を使うことになります。これらについても紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年01月25日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・今後、トライボロジーに携わる必要が出てきた技術者など、基礎から習得をしたい方
・固体潤滑に関心のある技術者の方
予備知識 ・高校の数学・物理+α程度でも十分理解できることを心がけます
修得知識 ・トライボロジーの基礎的内容
・摩擦摩耗の評価方法と留意点
・固体潤滑に関する基礎とその応用
・評価のための分析手法の選択
プログラム

1.トライボロジーの基礎

  (1).トライボロジーの色々

  (2).トライボロジーにおける固体表面の把握

    a.表面粗さ

    b.硬さ

  (3).固体同士の接触と凝着

    a.ヘルツの接触理論

    b.摩擦の凝着説

    c.凝着部成長理論

  (4).固体表面の摩耗

    a.摩耗の分類

    b.凝着摩耗

    c.アブレシブ摩耗

  (5).潤滑状態

    a.潤滑状態の分類

    b.流体潤滑

    c.境界潤滑と混合潤滑

  (6).摩擦摩耗の評価と注意点

 

2.固体潤滑の基礎と応用

  (1).固体潤滑とは

  (2).様々な固体潤滑材料

  (3).高分子材料のトライボロジー

    a.プラスチックの基礎

    b.トライボマテリアルとしてのプラスチック

    c.フィラーの種類や機能

  (4).事例に見る固体潤滑と摩耗低減効果

    a.高分子材料の固体潤滑

    b.高温での固体潤滑

 

3.トライボロジーでよく使われる分析観察手法

  (1).表面分析の基本

  (2).避けて通れない真空技術

  (3).代表的な観察分析手法の原理と注意点

  (4).分析結果の摩擦摩耗低減への活かし方

キーワード 表面粗さ 固体表面 アブレシブ摩耗 凝着摩耗 潤滑状態 流体潤滑 トライボマテリアル 固体潤滑 観察分析手法
タグ 金属加工トライボロジー設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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