有限要素法・計算力学を実務設計に活かすための効果的な実践ノウハウ ~デモ付~

~ 有限要素法の基礎知識からCAE実践ノウハウまで、メッシュ切りのノウハウと注意点、材料力学との整合性 ~

・設計における正しい計算を行うための基礎知識と実践テクニックが修得できる講座
・正しいモデルを作成し、結果が正しいかどうか判断できる能力を養い、効率的な設計実務に応用しよう!

講師の言葉

 本講習会を通して 計算力学(有限要素法による構造計算)を実務設計に生かすための実践的ノウハウをご伝授します。 まずは正しい計算を行うための基礎知識と実践テクニックについて講習させていただきます。
 正しい計算を行うための境界条件、メッシュ分割法、解析モデル作成法などです。これを間違えると全く間違った計算結果となってしまいます。
 計算結果にもとづき実際にモノを作りますが、通常一発勝負です。計算に間違いは許されません。当職は主に計算力学の受託請負を年間20件以上実践処理しております。正しいモデルを作成し、評価基準をどうするか、そして結果が正しいかどうかの判断できる能力が必要となります。それには有限要素法の基礎知識から、CAE実践ノウハウまで総合的な判断能力を身につけなければなりません。
 1日ではすべてを習得するのは無理ですが、計算力学の実務がどういったものかを理解できると思います。いくつか事例を紹介し、ケースごとどういう計算を行い、どう評価したかなどお話させていただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年12月14日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・これから計算力学を始める方、およびすでに行っている方
・自動車部品、機械、構造物等の設計・解析に携わる技術者の方
予備知識 ・材料力学、機械設計の基礎知識
修得知識 ・計算力学とはどういうもので、設計実務にどう活かせるかを学べます
プログラム

1.計算力学一般的な事例
  ・線形解析、座屈解析、熱解析、熱伝導解析、熱応力解析、振動解析 など

2.有限要素法の基礎
  (1).基本手順、メッシュ、自由度、つり合い方程式
  (2).有限要素法の特徴
  (3).各種要素の紹介
  (4).線形、非線形の違い(接触非線形、材料非線形、幾何学的非線形)

3.有限要素法の実務ノウハウ
  (1).境界条件の指定方法、考え方
  (2).メッシュ切りのノウハウと注意点(要素の特徴を知る)
  (3).弾性力学
    (垂直応力、せん断応力、主応力、フォンミーゼス応力、ポアソン比、歪 他)

4.材料力学との整合性を考える
  (1).材料力学と計算力学の解は一致する?  ==> 線形の範囲で必ず一致します
     ・境界条件の重要性、メッシュの特徴、材料力学の本質を知る
  (2).各種事例
    a.回転羽根の遠心力、焼嵌め熱応力、トルク計算問題
    b.深海モータの水圧解析
    c.コンクリート杭のプレテンション解析

5.実践計算事例
  (1).まずは物理現象の見極めが重要
  (2).評価基準を検討する
    ・応力値、歪値、変位値、なにを評価基準とするのが良いか?どう評価するか?
  (3).NG の場合の対処の仕方

6.質疑応答

キーワード 計算力学 有限要素法 メッシュ つり合い方程式 境界条件 弾性力学 材料力学 評価基準
タグ 機械機械要素強度設計最適化・応力解析材料力学・有限要素法設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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