超親水・超撥水技術の基礎と効果的な応用

~ 親水・撥水性の制御・測定評価、ゾル-ゲル法による撥水、親水コーティング、交互堆積法による機能性ナノ積層膜の作製と応用 ~

・なるほどと納得できる超親水・超撥水の基礎と最近の応用開発が分かりやすく学べる講座
・固体表面の濡れ性制御に有用なゾル-ゲル法や交互積層法による親水・撥水化技術を修得し、高機能な製品開発へ応用しよう! 

講師の言葉

 本セミナーでは、なるほどと納得頂けるように超親水・超撥水の基礎知識を説明し、超親水・超撥水化技術の最近の開発動向と応用例を紹介します。
 次に固体表面の濡れ性制御に有用なゾル-ゲル法および交互積層法による親水・撥水化技術への応用まで分かりやすく解説します。

本講座は、会場が変更になりました

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年10月26日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 宮崎県東京ビル
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・コーティング材料研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方
・材料開発や製品開発に活かすため、親水・撥水技術ついての知見を得たいと考えている方
・親水・撥水技術に興味のある方
・電子機器、電子部品、自動車部品、家具、OA機器、窓ガラスなどで製品開発、表面処理に携わる関連部門の方 ・防汚性、防曇性を要する製品の開発部門の方
予備知識 ・高校卒業レベルの化学の知識
修得知識 ・超親水・超撥水の基礎知識と開発動向
・ゾル-ゲル法・交互積層法による薄膜形成の基礎
・化学的性質と表面形態による濡れ性の制御
・固体表面の濡れ性を利用したマイクロパターニング
・エレクトロウェッティング技術
プログラム

1.なるほど超親水・超撥水の基礎知識
  (1).基材の化学構造とその表面エネルギー
  (2).水の付着力と材料表面の関係
  (3).水と基材の相互作用と制御の考え方
  (4).超親水・超撥水現象とは
  (5).親水・撥水性の制御について
  (6).親水・撥水性の測定と評価法

2.なるほど超親水・超撥水化技術の開発動向と応用例
  (1).超親水化技術の開発動向
    a.光触媒による超親水化技術
    b.プラズマ処理による超親水化技術
    c.その他
  (2).超撥水化技術の開発動向
    a.ゾル-ゲル法による超撥水化技術
    b.フッ素系表面改質剤による超撥水化技術
    c.化学吸着法による超撥水化技術
    d.その他
  (3).超親水化技術と超撥水化技術の応用例
    a.汚染防止(セルフクリーニング)・防曇
    b.ヒートアイランド対策
    c.防雪・防氷
    d.自動車撥水ウィンドウ

3.親水・撥水化技術とその応用

  (1).ゾル-ゲル法の基礎
    a.ゾル-ゲルプロセス
    b.ゾル-ゲル法の特徴
    c.ゾル-ゲル法によるガラスの合成
    d.ゾル-ゲル法によるコーティング膜の作製
    e.ゾル-ゲル法によるセラミックスの合成
    f.ゾル-ゲル法による無機‐有機複合体の合成
  (2).ゾル-ゲル法による撥水、親水コーティングとマイクロパターニング
    a.チタニアナノ微結晶分散薄膜の低温合成と光触媒・防曇などへの応用
    b.花弁状アルミナ組織を利用した超撥水薄膜
    c.撥水性と光触媒活性を兼ね備えた高機能表面の設計
    d.外場を用いたナノ微結晶薄膜の組織制御
    e.固体表面の濡れ性を用いた新規なマイクロパターニングプロセス
    f.撥水/親水パターンと電気泳動堆積法を用いた新規なマイクロパターニング
  (3).交互堆積法による機能性ナノ積層膜の作製と応用
    a.交互積層法による多層超薄膜の基礎
    b.フリップフロップ両親媒性多層薄膜
    c.超撥水性多層薄膜のエレクトロウェッティング

4.質疑応答

キーワード 親水 撥水 光触媒 プラズマ処理 ゾル-ゲル法 化学吸着法 セルフクリーニング 防曇 コーティング膜 マイクロパターニング 交互堆積法 エレクトロウェッティング
タグ ガラス界面活性剤化学工学薄膜表面処理・めっき
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
宮崎県東京ビル
東京都千代田区九段南4-8-2
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