CFRPの疲労・破壊の基礎と寿命予測および疲労強度評価への活かし方

~ 複合材料の基礎と特性、損傷観察技術、疲労寿命予測、疲労損傷予測 ~

・CFRPの疲労試験・寿命評価技術を学び疲労強度設計に活かすための講座  

・複合材料の基礎特性と損傷発生予測・疲労強度評価技術を修得し、機械、構造物の長期安定性と信頼性を

 確立しよう !

講師の言葉

 金属における機械・構造物の破壊事故の原因の多くは疲労破壊によって生じているといわれています。
 そのため、機械・構造物の長期安全性、信頼性を確立することは設計開発を行う上で非常に重要です。
  炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は疲労特性に優れた材料と言われていますが、マトリックスクラックや層間剥離などの損傷が疲労負荷を受けることによって発生・進展し、構造物の強度低下を引き起こします。
 本セミナーでは、最近、航空機や自動車等の構造材料として注目を集めている炭素繊維強化複合材料の損傷観察技術から、疲労試験方法、疲労損傷進展評価および寿命評価技術について分かりやすく解説します。

本セミナーは受付を終了いたしました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年10月17日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・設計開発、品質管理、生産技術、製造技術等の分野で複合材料を用いた製品の研究開発、材料設計に関わる方
・複合材料の疲労の基礎と評価について学習したい方
予備知識 ・材料力学の知識があれば、より理解が深まります
修得知識 ・炭素繊維強化複合材料の基礎知識、損傷観察技術、疲労試験方法、疲労強度評価技術、疲労き裂進展評価技術
プログラム

1.複合材料及び疲労特性と評価の基礎
  (1). 複合材料の基礎
  (2). 複合材料の構造と強度
  (3). 疲労破壊事故事例
  (4). 疲労特性評価の基礎

2.複合材料の損傷観察技術
  (1).光学顕微鏡法
  (2).軟X線探傷法
  (3).レーザー顕微鏡法
  (4).原子間力顕微鏡法
  (5).マイクロ波法

3.繰返し変動負荷を受けるCFRP積層板の疲労寿命予測
  (1).マイナー則
  (2).残存強度による累積損傷評価
  (3).海水浸漬させたCFRP積層板の疲労寿命評価
  (4).超高サイクル疲労におけるCFRP積層板の長期信頼性評価
  (5).層間剥離の進展特性評価
  (6).トランスバースクラックの進展特性評価 

4.CFRP積層板の疲労損傷発生予測
  (1).トランスバースクラック発生寿命予測
  (2).疲労損傷が生じないCFRP積層板の疲労強度設計  

5.厚肉CFRP積層板の面外疲労強度特性と評価
  (1).厚肉CFRP積層板の面外方向疲労試験方法
  (2).厚肉CFRP積層板の面外方向疲労寿命評価 

6.まとめと質疑応答

キーワード CFRP 長期信頼性 疲労寿命予測 クラック 剥離 CFRP積層板 疲労強度評価
タグ プラスチック材料射出成形成形加工疲労複合素材
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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