車載センサを使った位置特定技術と自動運転への応用

~ 自動運転とセンサ技術、磁気センサや光センサの基礎、車載センサの実例 ~

自動運転に必須な自車位置特定のためのセンサの効果的な使い方を修得する講座
自車位置認識のために必要なセンサの組合せや選定方法を修得し、自動運転技術へ活かそう!

講師の言葉

 自動運転の実用化に向けて、LiDAR、カメラなどの光学センサ、ミリ波レーダを使った自車位置認識技術が脚光を浴びています。一方、車両のステアバイワイヤ化のためには、車内に張り巡らせたセンサにより、車両の各種情報を収集する必要があります。ガソリン車、EVを問わず、自動運転を支える車両のインテリジェント化のために、車載センサがますます重要になってきています。車載センサは、200℃近い広い温度範囲、振動、汚れなどの厳しい環境に耐えることが要求されるため、磁気センサが多く使用されています。さらに、磁気センサはGPSの電波が届かないところ、視界が悪いところでの自動運転を可能にするための自車位置認識用センサとして開発が進められていることも見逃すことができません。
 本セミナーでは、光学センサとの対比を行いながら磁気センサを基本原理から説き起こし、バルブ開度センサ、磁気エンコーダ、レゾルバ、ステアリング用トルクセンサなど、磁気センサによる車載センサの実例について説明を進めていきます。また、光学センサの基本を押さえたうえで、光学センサ、ミリ波レーダなどと組み合わせた自動運転用センサとしての応用例についても触れていきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年10月18日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・車両用にセンサを選定して使う必要がある、機械系、電気・電子系の技術者の方
・車載センサ、自動運転センサについて理解を深めたい技術者の方
・自車位置認識技術を、検討しているもしくは開発を行っている方
・自動車、自動車用部品、電気・電子部品、その他関連企業の方
予備知識 ・大学の教養課程程度の物理、数学の知識
修得知識 ・センサを使いこなす上で押さえるべきポイント
・磁気センサを車載センサとして使用する為の具体的な選定方法や使い方
プログラム

1.自動運転とセンサ技術
  (1).自動運転のレベル
  (2).自動運転を支えるセンサ
  (3).センサフュージョン
  (4).進められている実証試験

2.自動運転を支える磁気センサの基礎
  (1).磁気センサとは
  (2).電流・磁気効果によるセンサ
    a.ホール素子
    b.MRセンサ
    c.GMR/TMRセンサ
  (3).磁気インダクタンス効果によるセンサ
    a.フラックスゲート
  (4).磁気インピーダンス効果によるセンサ
    a.MIセンサ

3.自動運転を支える光センサの基礎
  (1).光センサとは
  (2).量子型光センサ
    a.光伝導効果
    b.焦電効果
    c.光起電力効果
  (3).撮像素子とカメラ
    a.CCDセンサ
    b.CMOSセンサ

4.自動車用センサ技術と応用
  (1).磁気式エンコーダ
    a.インクリメンタル方式
    b.レゾルバ
  (2).バルブの開度センサ
  (3).トルクセンサ
  (4).磁気マーカ
  (5).LiDAR

キーワード 自動運転 センサフュージョン 磁気センサ ホール素子 MRセンサ GMR/TMRセンサ フラックスゲート MIセンサ 光センサ 車載センサ トルクセンサ レゾルバ 磁気マーカ
タグ イメージセンサセンサ電子機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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