排水処理における膜分離活性汚泥法と金属排水処理の最新技術および応用

~ 膜分離技術の基礎、膜分離活性汚泥法(MBR)、ガスセンサーによる液中反応制御技術、海外の事例 ~

・膜分離など特別な予備知識がなくても理解できるように解説する講座!

・排水処理技術の中心となるMBRや、ガスセンサーを用いた最新技術を習得し、排水の高度処理に活かそう!

講師の言葉

第1部

 膜分離活性汚泥法(MBR)は、水再利用が可能であること、敷地面積が少なくて済むことなどの大きなメリットがあり、これからの排水処理技術の中心に位置付けられます。本講義では、膜分離の基礎的知識がない方にも、これらの新技術の基礎と応用についてわかりやすく説明します。

 

第2部

 金属排水処理法は100年前から基本的には変わっていない。高度処理ができ、金属リサイクルも可能な排水処理法として、硫化物法が唯一対抗技術と考えられるが、副生硫化水素とコロイド化によるろ過性悪化の2大欠陥のため、歴史的には普及してこなかった。近年、著しく発展しているガスセンサーを用いて、液中反応で発生するガスをモニターし、薬剤添加制御する手法により、2大欠点を克服し、高度処理・物質循環可能な金属排水処理法を解説する。

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セミナー詳細

開催日時
  • 2018年10月11日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・製造業で排水処理に関わる技術者の方、非鉄精錬に関わっておられる方
・排水処理・産業廃棄物処理・地下水汚染処理に関係しておられる方
予備知識 ・理系高卒程度の化学、数学
修得知識 ・排水処理分野における膜分離技術の基礎知識
・膜分離活性汚泥法(MBR)の最新情報について
・新しい金属排水処理法
プログラム

第1部 膜分離技術を用いた排水処理技術

 

1.流域における水循環と膜分離技術

2.膜分離技術の基礎

3.膜分離を用いた排水処理技術の体系

4.排水処理水の高度処理への膜分離技術の適用

5.膜分離活性汚泥法(MBR)の概要

  (1).MBR の定義と分類

  (2).MBR で使用される膜ユニットと膜素材

  (3).MBR の一般的特徴

  (4).MBR の維持管理

6.MBRにおける省エネルギー技術

7.膜分離におけるファウリング現象

8.MBRの排水処理分野における普及状況

 

第2部 金属排水処理の最新技術

 

1.現行の金属排水処理技術の長所と問題点の説明

  (1).金属シアノ錯体廃液のシアン無害化と金属回収

  (2).ガスセンサー制御硫化物法

  (3).海外での事例(東南アジア、中国)

2.金属排水・汚泥からの金属リサイクル技術

3.新しい反応制御法

  ・ガスセンサーによる液中反応制御技術の事例

  (1).メタノールガスセンサーによる「微生物脱窒素処理工程でのメタノール添加制御技術」

  (2).アンモニアガスセンサーによる「不連続点塩素添加法の次亜塩素酸ソーダ添加制御技術」 

キーワード 膜分離 活性汚泥法 ファウリング現象 ガスセンサー ガスセンサー制御硫化物法 液中反応制御技術
タグ 水処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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