機械要素の最適な選定と機械システム設計への応用および事例

~ 機械の運動と力学、アクチュエータの最適な選定および機械システムの設計のポイントと例 ~

・機械システムに要求される必要な機能・性能を十分に理解し、その要求を満たすための設計法をマスターするための講座
・性能やコストに影響を与える機械システムの設計法のポイントをマスターし、高機能、高性能化な機械を開発するための特別講座!

講師の言葉

 新しい機械システムの設計プロセスにおいては、その機械システムに要求される機能や性能を十分に理解し、それを実現するための運動伝達系の基本設計をしっかり行うことが第一です。この基本設計の成否が設計全体の成否を大きく左右し、機械システムの性能やコストに影響を与えてしまう。
 本講座では、機械システムを設計するために必要な機械要素の最適な選定とその使用方法およびそれらを組み合わせた機械システムの設計方法について詳しく解説します。
最後に、紹介した設計方法に基づいて設計・開発を行った管内移動ロボットの開発や移乗介助支援ロボットの機構設計等の具体的な事例を紹介します。

本セミナーは会場が変更になりました(東京・西新宿 → 竹橋)

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年11月30日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア  地下1階 ミーティングR003
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計に興味をお持ちの方で、これから機械設計に携わる方
・機械設計の経験が浅い方で、機械の操作や保守・整備に携わっている方
(輸送機器、各種機械、プラント設備などの開発設計、技術、信頼性評価などに関わる方)
予備知識 ・業務で機械設計に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・機械設計の基礎として製品開発の流れとそのポイントの理解
・動力伝達要素の機能とその使用方法の理解
・機械システムの設計法の理解
プログラム

1. 機械設計の基礎
(1). 機械の分類
(2). 製品開発の流れ
(3). 機械の設計
(4). 機械製図

2.機械要素の基礎と最適な選定のポイント

   機械要素の選定を誤ると機械システムの性能や寿命に
   多大な影響を与えることとなる。
   本章では、機械システムの強度設計を実現するための
   ねじ、軸系、軸受、動力伝達要素の最適な選定とポイントに
   ついて解説する。

(1). ねじ
(2). 軸系
(3). 軸受
(4). 動力伝達要素
      a. 歯車
      b. ベルト
      c. ボールねじ

3. 機械の運動と力学の基礎とそのポイント
(1). 順運動学と逆運動学
(2). 静力学
(3). 平面機構の動力学
(4). 材料力学(軸、キー・ピン)

4. アクチュエータの基礎と最適な選定のポイント
(1). アクチュエータの種類
(2). 直流モータの特性
(3). 減速機の役割
(4). モータと減速機の選定

5. 機械システムにおける設計のポイントと例
(1). 機械システム設計のポイント
      a. 要求仕様と必要な機能・性能
      b. 概念設計
      c. 機能モデルとトレードオフ
(2).機械システムの設計例
      a. 管内移動ロボットの設計
      b. 移乗介助支援ロボットの機構設計

キーワード 機械設計 機械要素 順運動学 逆運動学 材料力学 アクチュエータ モータ 機構設計
タグ 機械機械要素強度設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア  地下1階 ミーティングR003
東京都千代田区神田錦町3‐21
電話番号 : 03-3233-1511
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