粉体の基礎と付着性・流動性および付着防止対策技術・例

~ 粉体物性の基礎、付着力発現の要因、流動の様式、付着性・流動性の実用的な評価法、粉体ハンドリングにおけるトラブル対策例 ~

・トラブルの発生が多い「付着性」と「流動性」に関わる諸問題を解決するための基礎知識から対策例まで習得する講座!

・粒度、形状、雰囲気などの違いにより異なる粉体物性の特徴から、付着性・流動性を学び、粉体操作・ハンドリングにおけるトラブル防止に活かそう!

講師の言葉

 近年、粉体の処理技術は高度に発達し、粉体材料の微細化・高機能化が著しい。これにともない、粉体の各種単位操作やハンドリングにおいて付着性・流動性に関わるトラブルも増加している。粉体のハンドリングの際に最も注意しなければならないことは、同じ物質であっても、粒度、形状、雰囲気などのわずかな違いによってその物性は大きく異なるという点である。

 最近、多く寄せられるトラブルは微粉体の付着性および流動性に関わるものであることから、本講義ではこれらに及ぼす因子をいくつか挙げて、その評価方法を基礎から詳細に解説する。さらに、実際の事例を通じて付着性および流動性の測定法を分かりやすく解説し、トラブルに関わる粉体物性の実用的な知識についてマスターできるよう講義する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年11月09日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・自動車部品、機械、電子部品・材料、化学、医薬、食品などの分野で粉粒体を扱う技術者の方
・粉体の基礎や付着性や流動性について理解を深めたい技術者の方
予備知識 ・高卒程度の数学(指数・対数)、化学(理論)
修得知識 ・粉粒体を取扱うための基礎知識
・粉粒体の付着凝集性
・流動性の実用的な測定および評価方法
・粉体装置への付着防止対策方法
・粉粒体の凝集対策方法
・現場における様々な粉粒体トラブルの発生要因とその対策
プログラム

1.粉体・粉体物性の基礎

  (1).粉体とは

  (2).粉体の定義

  (3).粉体の特徴

  (4).一次物性と二次物性

  (5).粒子径と粒子径分布

  (6).粒子の形状と粒子の密度

  (7).比表面積と細孔径

  (8).濡れ性

  (9).サンプリングについて

 

2.粉体の付着性

  (1).付着力と付着性の関係

  (2).付着力支配の粉体と重力支配の粉体

  (3).付着力発現の要因

  (4).付着力の測定と評価

    a.一個粒子の付着力

    b.粉体層の付着力

    c.最新の付着力測定

  (5).付着性の実用的な評価法

 

3.粉体の流動性

  (1).流動の様式

  (2).流動性の測定と評価

  (3).荷重下の流動性と非荷重下の流動性

  (4).市販装置による実用的な評価法

 

4.付着性・流動性に関わるトラブルの実態と対策例

  (1).ハンドリングにおけるトラブルの実態と要因

  (2).配管やホッパーの閉塞

  (3).処理工程における流動性の不良

  (4).圧密工程における充てんムラ

キーワード 粒子径 粒子径分布 比表面積 細孔径 濡れ性 サンプリング 付着力 付着力発現 ハンドリング 充てん 充填 偏析 帯電
タグ 粉体・微粒子
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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