熱設計・熱抵抗・熱回路網法の基礎と機器への効果的な応用 ~演習付~

~ 熱伝導、対流熱伝達による熱抵抗、接触熱抵抗と低減方法、機器への効果的な応用と熱設計ガイドライン ~

・伝熱現象の基礎から熱抵抗・熱回路網法を用いた温度計算までを学び、機器の熱設計や冷却技術へ応用するための講座

・熱抵抗の算出方法、熱回路の組み方などを実際の熱設計にすぐに実践できるよう分かりやすく解説する特別セミナー!

・例題による計算や図や式によって熱回路の組み方や解き方をわかりやすく解説いたします

講師の言葉

 本セミナーでは、熱設計の基礎から応用までを初心者にもわかりやすく講義します。すぐに実践可能な熱抵抗の算出方法、熱回路の組み方などを講義し、現場の熱設計に役立つ知識を提供します。また、装置の発展によりボタン一つで計測可能となった温度計測や熱物性計測について、陥りやすい落とし穴などの注意点を紹介します。
 更に、最近の学術講演会などで発表された最新の冷却技術の紹介も行います。また、近年活動が活発になってる熱設計に関するガイドライン策定の動きを紹介します。演習問題を織り交ぜながら、実際に手を動かして役立つ知識を身につけられる講演です。

本講座は、日程が9月13日(木)に変更になりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年08月21日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・これらから電子機器の熱設計に携わろうとしている技術者の方
・シミュレーションなどで熱設計を行っており、温度予測に取り組もうとしている技術者の方
・熱設計に関心のある技術者の方
 (電子デバイス、電子機器、パワエレ機器、モバイル機器、車載用バッテリー、SiCデバイス)
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・伝熱の基礎知識
・熱抵抗、熱回路を用いた機器の温度上昇の計算
・モバイル機器、車載用デバイスの熱設計への熱回路の応用
・最新の冷却・放熱技術の動向
・熱設計に関するガイドライン策定の動向
プログラム

1.熱設計の基礎
  (1).熱設計とは
  (2).熱設計のポイント

2.熱抵抗
  (1).熱伝導による熱抵抗
  (2).対流熱伝達による熱抵抗
  (3).輻射による熱抵抗

3.熱回路網法
  (1).熱回路の組み方
  (2).複雑なシステムの熱回路
  (3).熱回路による熱設計の例(モバイル機器、車載・パワエレ機器など)
  (4).エクセルを利用した熱回路の解き方

4.低熱抵抗化の技術
  (1).接触熱抵抗の基礎と低減方法
  (2).各種冷却手法における熱抵抗の低減方法

5.温度計測・物性計測の基礎
  (1).複合材料の熱伝導率計測のポイント 
  (2).熱電対のポイント
  (3).サーモグラフィのポイント
  (4).過渡熱抵抗測定のポイント

6.熱設計・冷却技術の機器への効果的な応用
  (1).最新動向
    a.車載用バッテリー
    b.パワエレ機器
    c.SiCデバイス
    d.モバイル機器

7.熱設計に関するガイドライン
  (1).JPCAによるガイドライン策定の動き
  (2).JEITAによるガイドライン策定の動き

キーワード 熱設計 熱抵抗 熱回路網法 冷却 熱設計ガイドライン
タグ 実装電子機器電子部品電装品熱設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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