車載レーダーシステムの基礎とアプリケーションへの応用

~ レーダーセンサーの要件とアプリケーション、物標角度推定の基礎、ノイズとクラッター、パラメータの導出 ~

・自動運転の実現に不可欠な車載レーダー技術と物体検出法を学び、応用するための講座

・レーダー方式ごとの重要なパラメータの導出方法の基礎を学び、設計・開発に役立てよう!

講師の言葉

 自動運転の実現に向け、特に周辺監視用センサーは自動運転システムの構成部品として注目を浴びています。さらに自動運転システム設計者は、今後センサーの持つ特性や特色を正しく理解する必要に迫られる機会が多くなることでしょう。
 その中でも車載レーダーに焦点を置き、ADASアプリケーションに要求されるレーダーの特徴から、車載レーダーによる物標検出方法の基礎までを理解できるようにするのが今回の講義の目的です。
 特に、レーダーの方式ごとの距離、速度、角度などの重要なパラメータの導出方法の基礎を学び、車載レーダーシステム導入時、もしくは設計時に役立てられるようにします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年08月02日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・今後開発業務に携わる車載レーダーの関係者の方
・車載レーダーを購入し使用していくADAS関係者の方
・車載レーダーの基礎知識を復習しさらに理解を深めたい方
・自動車、電装品そのほか関連企業の方
予備知識 ・電気電子工学の基礎、信号処理の基礎
修得知識 ・車載レーダーシステムの基礎知識および概要
・車載レーダーシステムの物体検出手法の基礎
プログラム

1.自動運転(AD)のためのセンサー
  (1).ADシステムとは
  (2).ADシステムのためのセンサー
    a.レーダー、レーザー、カメラシステムの比較
  (3).レーダーセンサーの要件
    a.法規的要件
    b.アセスメントプログラム

2.車載レーダーセンサーのアプリケーション
  (1).Adaptive Cruise Control  (定速走行・車間距離制御装置)
  (2).Blindspot detection  (ブラインドスポット検知装置)
  (3).Lane change assist (車線変更支援装置)
  (4).Cross traffic alert  (交差車両警告装置)
  (5).Freespace detection  (フリースペース検知)

3.車載レーダーの基礎
  (1).ハードウェアブロック
  (2).信号処理ブロック
  (3).リンクバジェットとレーダー方程式
  (4).変調方式(ウェーブフォーム)ごとの距離およびドップラー推定方法
    a.パルスドップラー方式
    b.FM方式
    c.Fast Chirp(Fast FM)方式
  (5).物標角度推定の基礎
  (6).ノイズとクラッターの影響

4.車載レーダーシステム
  (1).システムブロック図
  (2).車載レーダーシステム設計に影響を与える車両側のパラメータ
  (3).車載レーダーの評価方法

キーワード 車載レーダー ADシステム レーダーセンサー 定速走行・車間距離制御 ブラインドスポット検知 車線変更支援 交差車両警告 フリースペース検知 リンクバジェット ウェーブフォーム ドップラー推定 物標角度推定 ノイズ クラッター
タグ アンテナ自動車・輸送機車載機器・部品電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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