粘着剥離のメカニズムと製品への応用

~ 界面結合力を拡張する方法、粘着剤モノマーと被着体との相互作用、高性能化と多機能化、粘着剤の特性と設計 ~

・複雑な接着強さの発現機能を分かり易く解説し、応用に活かすための講座

・粘着のメカニズムや粘着剤の特性と評価法を修得し、多様な顧客ニーズに対応できる製品開発に応用しよう! 

講師の言葉

 粘着テープは広い分野で多様に使用されている。その特徴は貼付するとすぐに実用に耐える接着強さを発現することである。この接着形成は「粘着剤バルクの流動性による接触」、「粘着剤と被着体のvan der Waals力による結合」、「粘着剤の変形による結合力の拡張の過程」からなる。本講座では、まず、この複雑な機能を分かり易く解説する。
 次に、多様な機能の要求に答えるため、粘着テープの主構成材料である粘着剤の設計が必要である。本講座では、ゴム系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、SIS/タッキファイヤ系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤について解説する。特に、アクリル系粘着剤では、フリーラジカル重合とリビングラジカル重合の相違について、ウレタン系粘着剤についてはウレタン/アクリル系粘着剤について詳しく解説する。
 さらに開発された粘着テープが多様な顧客ニーズに答えているかを適正に評価する必要がある。ここでは粘着テープの代表的な特性評価法を解説すると共に、クリープコンプライアンスに関する最新の研究成果を報告する。
 講演は本来はこの順番に行うべきであるが、説明の都合上、「粘着テープの特性評価」の項を2番目にした。

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セミナー詳細

開催日時
  • 2018年07月31日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・粘着・剥離に関連する製品の開発およびユーザ企業の技術者・研究者の方
  (テープ、フィルム、電子部品、プリント基板、医療機器ほか)
・粘着剤の接着・剥離に関心のある方
予備知識 ・とくに必要ありません
修得知識 ・粘着のメカニズム
・粘着剤の特性と設計
プログラム

1.粘着製品(粘着テープ)の接着発現機構
  (1).接着と粘着
  (2).粘着テープの特徴
  (3).接触の進行…0.2nmの世界
     a.Dry Adhesion
  (4).界面結合力の大きさ
  (5).界面結合力を拡張する方法
     a.接着仕事
     b.応力-歪曲線
  (6).粘着剤モノマーと被着体との相互作用

2.粘着製品(粘着テープ)の特性評価
  (1).粘着三要素
  (2).粘着力
  (3).タック
  (4).保持力
     a.クリープとクリープコンプライアンス
     b.接触過程の数値化
  (5).実用特性
  (6).高性能化と多機能化
     a.粘着テープ機能の拡大 ・高性能化と多機能化

3.粘着剤の特性と設計
  (1).概要
  (2).ゴム系粘着剤
  (3).天然ゴム系粘着剤
  (4).SIS/タッキファイヤ系粘着剤
     a.タッキファイヤとタック
  (5).アクリル系粘着剤
     a.フリーラジカル重合とリビングラジカル重合
     b.分子量分布とクリープコンプライアンス
  (6).シリコーン系粘着剤
  (7).ウレタン系粘着剤
     a.ウレタン/アクリル系粘着剤

4.粘着製品への応用

キーワード 粘着 接着 界面結合力 タック 保持力 クリープ 粘着剤
タグ 接着・溶着塗装・塗布
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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