浸炭・窒化処理の基礎と高機能化技術への応用 ~ 個別相談付 ~

~ 浸炭処理、窒化処理の種類と適用鋼種・用途、金型への窒化処理技術、素材の高機能化技術、品質トラブルとその対策 ~ 

・耐摩耗性、強靭性を活かした高機能化技術を学び要求に応じた製品に活かすための講座
・適応部品の仕様に対応した最適な処理方法を組合せ、信頼性の高い製品つくりに活かそう !

講師の言葉

 浸炭処理は、鉄鋼材料の表面層の炭素濃度を高めることで、焼入れ硬化する処理であり、耐摩耗性と靭性を両立できる特長から、自動車部品をはじめ多くの機械部品に古くから利用されています。
 また窒化処理も主に鉄鋼材料の表面から窒素原子を拡散浸透させ、表層に硬度の高い層を形成させ、素材の耐摩耗性や疲労強度を向上させることができる処理で、これも古くから採用されている処理です。これらの処理には複数の処理方法があり、それぞれ利点と欠点を有しているので、適用する機械部品の仕様に応じて最適な処理方法を選択する必要があり、これらの点についても分かりやすく説明します。
 また最近では耐摩耗性、疲労強度あるいは防錆能などについて、更なる高い性能が要求されるようになってきていることから、両技術の特徴を利用する方法、別の表面硬化技術やPVD、CVDなどの新たな表面改質技術などと組み合わせることで、さらなる高機能化が行われています。これらの技術についても分かりやすく説明します。
 最後に、これらの処理の際の品質問題と対策についても触れ、また受講生の現状持っている問題点についても相談を受け付けて問題の解決の手助けをします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年09月21日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・部品開発担当者及び研究者、熱処理技術者、製造技術者、設計技術者、生産技術者の方
・今後表面硬化処理の実用化に取り組んだり、実際に携わる可能性のある技術者など
予備知識 ・熱処理及び金属材料の一般的な基礎知識
・高校以上の化学・物理の知識を有していると理解しやすい
修得知識 ・製造に携わる部品などの耐摩耗性、疲労強度、耐食性などのために浸炭及び窒化技術の適用と問題解決方法が理解できる
・PVD、CVD、TD、PCVD法の特徴・応用について
・浸炭・窒化による素材の高機能化技術
プログラム

1.表面改質・硬化処理の目的と意義
  ・各種表面硬化処理技術

2.表面硬化の主な特徴
  (1).表面硬化と摩耗
  (2).摩耗に及ぼす影響
  (3).疲労強度への影響
  (4).腐食への影響

3.浸炭焼入れ処理とは
  (1).浸炭の際の材料側の基礎
  (2).浸炭処理の種類と適用鋼種・用途
     a.固体浸炭
     b.塩浴浸炭
     c.ガス浸炭
     d.真空浸炭
     e.プラズマ浸炭
     f.ガス浸炭の際の炉内反応
     g.各浸炭処理法の詳細と特徴

4.窒化処理とは
  (1).窒化処理の基礎
  (2).窒化処理の種類と適用鋼種・用途
     a.塩浴軟窒化
     b.ガス窒化・軟窒化
     c.プラズマ窒化
     d.NV窒化
     e.窒化のメカニズム
     f.窒化層の特性

5.浸炭焼入れ及び窒化処理の特徴と欠点
  (1).浸炭焼入れの特徴と欠点
  (2).窒化処理の特徴と欠点
  (3). ダイカスト金型

6.金型への窒化処理の適用例
  (1).アルミ押し出し金型
  (2).鍛造金型
  (3).ダイカスト金型

7.浸炭・窒化を利用した高機能化技術の応用
  (1).浸炭焼入れ+ショットピーニング
  (2).浸炭焼入れ+高周波焼入れ
  (3).浸炭窒化焼入れ
  (4).浸窒焼入れ
  (5).窒化+PVD/DLC処理

8.浸炭・窒化による素材の高機能化技術
  (1).低温浸炭・窒化による拡張オーステナイト相(S相)の生成条件と特徴
  (2).低温浸炭処理材(PIONITE)の特性
  (3).低温窒化処理材(NV300)の特性
  (4).窒化+Cr拡散新党処理材(CR-NITE)の特性

9.浸炭焼入れ及び窒化処理の品質問題例

  (1).出来栄え品質
  (2).品質トラブルとその対応策

10.質疑応答

キーワード 表面改質 表面硬化 浸炭焼入れ処理 窒化処理 ショットピーニング PVD DLC
タグ 金型金属金属材料材料薄膜表面改質腐食・防食
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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