混相流と混相流数値シミュレーションの基礎および活用・事例

~ 混相流の支配方程式、計算アルゴリズムおよびカップリング法、粒子法と活用事例 ~

・理解が難しくモデル化が困難な混相流シミュレーションを活用するための講座

・混相流シミュレーションの実例を通して、シミュレーション上の注意点や、より良い解を得るためのノウハウを解説する特別セミナー!

講師の言葉

 単相流の数値シミュレーションは、汎用ソフトが多数存在するように、比較的完成された技術となっている。様々な産業・技術分野において、単相流の数値シミュレーションが活用されるようになっていることは周知の事実であろう。しかし、混相流は理解することが難しい現象を数多く含んでおり、流体力学の中でも研究が進んでいない分野である。このため、混相流の数値シミュレーションは、モデル化が困難な場合が多く、実用化が遅れている。
 本講座では、混相流の数値シミュレーションに焦点を当て、各種現象を理解するとともに、混相流シミュレーションの現状を平易に解説する。まず、混相流の現象と支配方程式を紹介し、物理的な意味を説明する。次いで、数値シミュレーションの基礎技術として、支配方程式の離散化手法と計算アルゴリズム等を解説する。また、数値シミュレーション上の注意点を紹介し、より良い解を得るためのノウハウを説明する。最後に、混相流シミュレーションの実例を紹介し、混相流シミュレーション技術の現状を解説する。

本講座は、開場が変更になりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年07月02日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 NATULUCK茅場町新館 4F 中会議室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・混相流の数値シミュレーションに関する初学者の方
(機械、油空圧、輸送機器、材料、エネルギー、環境、原子力、資源、化学、石油、粉体、海洋、土木、衛生、雪氷、宇宙、農業、医学、医薬品、電磁流体など)
予備知識 ・初歩的な流体力学の知識が必要
修得知識 ・混相流の現象、数値計算原理、計算手法の概要、計算上のノウハウ、解析例
プログラム

1.流体力学・混相流の基礎
  (1).混相流とは
     a.固気2相流
     b.固液2相流
     c.気液2相流
  (2).混相流の支配方程式と物理的意味

2.混相流シミュレーションの基礎
  (1).支配方程式の離散化手法
  (2).計算アルゴリズムおよびカップリング法
  (3).混相流における物理モデル
  (4).混相流シミュレーションのノウハウ
  (5).粒子法

3.活用事例
  (1).圧縮機翼の電気化学加工プロセス
  (2).サンドエロ―ジョン現象
  (3).溶融液滴の付着現象
  (4).ターボ機械における着氷現象

キーワード 混相流 固気2相流 固液2相流 気液2相流 混相流シミュレーション 粒子法 カップリング法 サンドエロ―ジョン現象 溶融液滴
タグ シミュレーション・解析環境データ解析超臨界プラント流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
NATULUCK茅場町新館 4F 中会議室
住所: 〒 103-0026 東京都中央区日本橋兜町12-7 兜町第3ビル
営団地下鉄東西線「茅場町駅」12番出口 徒歩30秒
都営浅草線営団地下鉄「日本橋駅」D1出口 徒歩3分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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