モード解析の基礎と実験モード解析による振動・騒音対策への活用と事例 ~デモ付~

~ 振動のメカニズムとモード解析、動解析モデルと静解析モデル、実験モード解析の手順と活かし方および事例、モード解析の実習 ~

・複雑な数式を省き、図や実験小道具を用いた分かりやすい解説と、インパクト・ハンマーを使ったデモを通して実践的に理解を深める講座!

・振動モード解析を基礎から学び、「振動の見える化」を行うことで、振動・騒音の原因究明や対策に活かそう!

講師の言葉

「振動」は感覚的な物理現象ですが、その原理/原則の理解に難しい参考書の数式を勉強する必要はありません。形状と材質が決まっている構造物自身が、安定状態を保つために外力を振動現象に変化させ、熱エネルギーとして消費させます。その振動は複数の固有の振動数と減衰値を持ち、それぞれの固有の振動数でモード形状(曲げや捩じれ)を持ちます。

本セミナーでは“振動の見える化”に焦点をあて、物体の構成要素であるバネ・マスを使い原理/原則の理解から、簡単な構造物をインパクト・ハンマーで加振して周波数応答関数の収集から、モード解析の精度を左右する各種カーブフィット手法を分かり易く説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年09月05日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・振動解析をこれから始めようとされている方、設計部門で、有限要素解析などで固有値解析をされているが、実機で試されていない方
・FFTアナライザー等を使い、周波数分析はしているが、モード解析まではやられていない方
・昨今よく言われる実稼働状態でモードを抽出したい方など
(自動車部品、機械、装置、構造物)
予備知識 ・高校レベルの数学(三角関数、行列、微分方程式)および物理(力学)
修得知識 ・振動のメカニズム同定に必要な、実験モーダル解析を理解することで、製品の性能評価やトラブルシューティングに役立つ知識を習得できます
プログラム

1.振動のメカニズムとモード解析

(1).振動現象

(2).モード解析のモードとは何か

(3).振動と騒音の関係

 

2.モード解析の技術

(1).動解析モデルと静解析モデル

(2).運動方程式:EOM

(3).一般固有値問題:Normal Mode

(4).運動方程式の非連成化

(5).実験モード解析の手順と活かし方および事例

・モード原因による音の問題対策、製品の疲労問題対策、振動低減への活用など

 

3.モード解析ソフトによるデモ

 

4.簡単な構造物によるモード解析:デモ

(1).ハンマー加振で周波数応答関数の収集をする

(2).モードを抽出して、確認は参加者に実演

キーワード モード解析 動解析モデル 静解析モデル 固有値解析 運動方程式 バネ・マス 周波数応答関数 実験モード解析
タグ 振動・騒音
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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