工場廃水の処理技術とトラブル発生原因および対策

~ 水の処理方法と汚泥活性法の設計、運転方法および汚泥の減量化、有効利用 ~

・量、性状が絶えず変化する工場廃水を、工場ごとの状況にあった方法で処理するための技術を学ぶ講座
・処理施設を「工場」としてマネージメントし、廃水の適切な処理・汚泥の減量化・有効利用を実現しよう!

講師の言葉

 工場廃水は工場ごとに水量、性状が異なります。従って、工場ごとに状況に合った方法で処理しなければなりません。しかし、汚水、廃水を処理する場合の基本はあります。それをマスターしたうえでないと廃水処理施設を安定した、適切な状態に保つのは困難です。その基本について説明します。
とはいえ、工場はたえず稼働しており、従って、廃水量、その性状は絶えず変化します。その変化に対応して処置ができ、目標とする処理水質が得られるようになれば一人前です。
 また、廃水を処理すると、余剰汚泥が発生します。その処理・処分に維持管理費の約半分の費用がかかります。それを含めて、いかに廃水処理装置を経済的に維持管理していくか、廃水処理施設を1つの工場としてマネージメントしていく必要があります。それに役立つ知識、経験を話します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年07月18日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・工場の廃水処理の担当者、管理者
・下水処理場の管理者、作業者
・畜産排水の管理者
予備知識 ・汚水、廃水の処理に携わった経験があれば理解が深まります
修得知識 ・汚水、廃水を処理し、廃水処理施設を安定した適切な状態に保つための基本
・異常事態の原因と対策
・汚泥の減量化、有効利用
プログラム

1. 水処理とは
(1). 水の種類
(2). 水の処理とは
(3). 水の処理法

 

2.汚水、廃水処理施設の設計
(1). 設計の基本的な考え方
(2). 活性汚泥法の設計
    a. 基本事項
    b. 処理フローシート
    c. 曝気槽の設計
    d. 沈殿池の設計
    e. 酸素供給量
    f. 汚泥発生量
    g. 汚泥処理装置の設計
    h. 窒素の除去
    i. リンの除去

 
3.運転方法
(1). 試運転
(2). 状態の診断法
    a. 目視による方法
    b. 計器による測定
(3). 維持管理指標
    a. 最適値
    b. グラフ化

 
4.異常事態の原因と対策
(1). 泡、スカムの発生の原因と対策
(2). 汚泥が沈降しない原因と対策
(3). 殺菌剤の流入と対策
(4). 汚泥脱水の問題点

 
5.汚泥の減量化、有効利用
(1). 汚泥の有効利用
(2). 汚泥の減量化方法

キーワード 水処理 活性汚泥法 スカム 殺菌剤 汚泥脱水 汚泥減量化
タグ 水処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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