サイズ(寸法)公差と幾何公差を用いた「世界に通用する機械図面」の作成と正しい使い分けのポイント ~演習付~

~ サイズ(寸法)公差と幾何公差の違い、データムとデータム系、位置度と輪郭度、公差指示付き図面のあるべき姿 ~

世界に通用する製図を行う為に、正しい公差指示の使い分けとノウハウを解説する講座

機械図面の正しい公差指示方法をマスターし、品質が高くトラブルのない製図に活かそう!

講師の言葉

 今までの日本の機械図面では、もはや海外では通用しません。日本の図面は、部品のあるべき形状を、主に「寸法公差」を用いて指示してきました。従来の「寸法」は、現在では「サイズ」と「距離」とに大きく分けられ、「サイズ」に対しては「サイズ公差」を、「距離」に対しては「幾何公差」を用いて表します。これこそが、現在、世界に通用する機械図面なのです。
 このセミナーでは、最初に「サイズ形体」とは何かを明らかにした上で、「サイズ公差」と「幾何公差」を説明します。次に「幾何公差」の中で、特に有用な「位置度」と「輪郭度」の2つについて詳しく解説します。最後に、「公差」指示のない「JIS機械製図」の図面例をいくつか取り上げ、「公差付き図面」のあるべき姿を示します。

本セミナーは会場が変更になりました。
弊社研修室 ⇒ナチュラック茅場町 中会議室

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年08月29日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 NATULUCK茅場町新館 4F 中会議室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・今まで主にサイズ(寸法)公差を使って図面作成していた方
・幾何公差を使った図面に変えていこうと思っている方
・生産技術や測定技術の業務に携わっている方
・「サイズ(寸法)公差の図面」と「幾何公差の図面」の違いを知りたい方
・社内技術標準に関わる方
・世界に通用する機械図面に興味をお持ちの方
予備知識 ・機械図面、機械製図に、ある程度の知識を有する方であれば問題ございません。
・機械製図習得の経験がある方であれば理解が深まります(独習でも問題ありません。)
修得知識 ・「世界に通用する機械図面」とは、どのようなものか知ることができる
・機械図面における「サイズ(寸法)公差」および「幾何公差」の正しい使い方が習得できる
プログラム

1.サイズ形体、サイズ公差
  (1).寸法の全体像
  (2).サイズ形体とサイズ公差とは何か
  (3).長さサイズの“指定条件記号”とは
  (4).包絡の条件の指示とは

2.データムとデータム系
  (1).データム、データム系とは何か
  (2).データムの種類と正しい指示方法
  (3).共通データム、データムターゲットを理解する
  (4).様々なデータム系を理解する

3.幾何公差
  (1).幾何公差の全体像
  (2).公差域、基本指示を理解する
  (3).形状・姿勢・位置・振れの公差を理解する

4.位置度公差
  (1).位置度公差の基本指示
  (2).最大実体公差方式とは
  (3).ゼロ幾何公差方式とは
  (4).複合位置度公差方式とは

5.輪郭度公差
  (1).輪郭度公差の基本指示
  (2).部品全周、全面への輪郭度指示
  (3).公差域を不均等配分する輪郭度指示
  (4).複合輪郭度公差方式とは

6.公差付き機械図面の作成への応用
  (1).長さ寸法、角度寸法のある図面
  (2).カム形状指示のある図面
  (3).こう配・テーパ指示のある図面
  (4).曲線、曲面指示のある図面

キーワード サイズ公差 寸法公差 データム 幾何公差 最大実体公差 位置度公差 複合位置度公差  輪郭度公差 長さ寸法 角度寸法 カム形状 こう配 テーパ 曲線 曲面 R指示
タグ 機械設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
NATULUCK茅場町新館 4F 中会議室
住所: 〒 103-0026 東京都中央区日本橋兜町12-7 兜町第3ビル
営団地下鉄東西線「茅場町駅」12番出口 徒歩30秒
都営浅草線営団地下鉄「日本橋駅」D1出口 徒歩3分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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