プラスチックの長寿命化、高機能化に活かすための添加剤の最適選定と効果的活用法 〜個別相談付 〜

〜 プラスチックの劣化機構と添加剤による安定化、難燃剤、帯電防止剤とその活用法 〜

・プラスチック製品開発に不可欠な添加剤を基礎から学び効果的に高機能製品へ活かすための講座

・プラスチックの劣化機構、様々な添加剤の選定方法を学び、熱や光による劣化抑制や難燃、帯電などの高機能化、高品質製品の開発に活かそう!

講師の言葉

 プラスチックはフィルムや成形品を得る成形加工時や、使用時に太陽光、高温にさらされる場合、劣化が進み変色や物性低下などの問題が生じます。
 プラスチック添加剤は少量の添加でプラスチックを安定化し、寿命を劇的に改善することから、プラスチックの実用上不可欠の構成材料であり、様々な用途に使用されています。
 熱・光による劣化を抑制する添加剤の他にも、プラスチックの用途拡大や商品価値を高める目的で、機械的強度や難燃性、帯電防止性を付与するために添加される、核剤、難燃剤、帯電防止剤なども様々な用途で活用されています。
 本講義では熱・光によるプラスチックの劣化機構と添加剤による安定化、およびプラスチック材料の機能化の基礎と、添加剤の選定方法について、わかりやすく説明いたします。

本セミナーは開催日が変更になりました。
6月25日(月) →6月19日(火)

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年06月25日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・樹脂コンパウンドの開発担当者 ・樹脂加工業務に携わっている方 ・新規樹脂材料の開発担当者、安定化をご検討中の方
予備知識 ・大学卒業レベルの化学知識
修得知識 ・プラスチック添加剤の基礎知識 ・プラスチックの加工時、高温保管時に生じる劣化に対する対処法 ・プラスチック光劣化のメカニズムと耐候剤選定方法 ・ポリオレフィン系樹脂の高機能化に使用される添加剤について(高剛性化、透明化、難燃化、帯電防止付与)
プログラム

1.プラスチックの長寿命化
・高分子材料の熱酸化劣化と安定化
  (1).高分子材料の熱酸化劣化
  (2).熱酸化劣化を抑制する添加剤
    a.フェノール系酸化防止剤
    b.リン系酸化防止剤
    c.硫黄系酸化防止剤

2.高分子材料の光劣化と安定化への応用
  (1).高分子材料の光劣化
  (2).光劣化を抑制する添加剤
    a.ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)
    b.紫外線吸収剤(UVA)

3.プラスチックの高機能化への応用
・プラスチック向け核剤、透明化剤
  (1).結晶性高分子の結晶化
  (2).核剤の作用機構と得られる特性
  (3).ポリプロピレンの結晶化と核剤、透明化剤
  (4).各種高分子用核剤

4.難燃剤とその活用
  (1).難燃剤とは
  (2).難燃剤の種類と特徴
  (3).イントメッセント系難燃剤
  (4).リン酸エステル系難燃剤

5.ポリオレフィン向け帯電防止剤と活用
  (1).帯電防止剤とは
  (2).帯電防止剤の種類と特徴
  (3).永久帯電防止剤

6.まとめと質疑応答
   ・個別相談

キーワード 樹脂添加剤 プラスチックの長寿命化 プラスチックの高機能化 酸化防止剤 光安定剤 核剤 難燃剤 帯電防止剤
タグ プラスチック化学物質高分子添加剤
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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