セルロースナノファイバー(CNF)の特徴とその実用化・応用展開

〜 ナノセルロース(CNF、TEMPO等酸化CNF、CNC、バクテリアセルロース)の特徴、ISO国際標準化の動向、発泡基盤技術の開発、CNF材料の実装化動向 〜

・セルロースナノファイバーの実用化に向け最新技術を先取りし、新製品に活かすための講座

・CNFの種類とその特徴・製造方法やCNF各社の特徴を修得し、自社の新製品開発に応用しよう!

講師の言葉

 セルロースナノファイバー(CNF)の国内での実証プラントの設置及びサンプル提供が本格的に開始され、一部では商業生産も始まりました。それらに伴いCNFを用いた実用化・事業化製品も出始めています。約10数年来、我々は特にCNF/熱可塑性樹脂複合化技術開発に京都大学生存圏研究所矢野研究室と共に実施して来た中で、現在は同複合材料の今後の本格的な実用化・社会実装に向けたスケールアップ、サンプル製造の段階にあります。本セミナーでは、CNFの種類とその特徴・製造方法、現在サンプル提供されているCNF各社の特長と生産状況、樹脂複合化の開発過程と現在のパルプ直接混錬法「京都プロセス」の特徴と試作例など実用化、量産化開発の実際、国内外における社会実装化に向けての動向、自社製品にどのようにしてCNFを取込んで行くかのポイント等についてお話しします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年05月31日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・CNFを触ってみたい方 ・自社製品にCNFを応用・実用化検討してみたい方 ・どのように進めて行けば良いかアドバイスを受けたい方 ・プラスチック成形加工、コンパウンドメーカー ・CNF関連加工技術を開発したい、市場があるのではと思っておられる方 ・成形等加工機、試験・分析機器関連の技術職・営業職  他
予備知識 ・材料設計・加工技術、製品・商品企画に関する知識、興味、ご経験をお持ちの方 ・自社製品へのCNFの取込み、応用展開に興味・意欲のある方
修得知識 ・ナノセルロース(CNF、 TEMPO等酸化CNF、 CNC、バクテリアセルロース)の特徴と国内のCNF生産状況 ・世界における研究開発・生産動向とISO国際標準化動向及び国内の社会実装化動向 ・CNF/熱可塑性樹脂ナノコンポジットの技術開発状況とその実用化試作動向 ・自社製品における応用実用化に向けての方向性とサンプル入手の実際
プログラム

1.ナノセルロース(CNF、 TEMPO等酸化CNF、 CNC、バクテリアセルロース)について
  (1).セルロースナノファイバー(CNF)の特徴とその製法及び原料
    a.TEMPO等酸化セルロースナノファイバー(化学処理/解繊)
    b.セルロースナノファイバー(機械的解繊)
  (2).セルロースナノクリスタル(CNC)の特徴とその製法
  (3).バクテリアセルロースの特徴とその製法
  (4).現在サンプル供給を開始しているCNFメーカー14社の特徴と提供サンプル等の紹

      介
    a.CNF生産各社の拠点とその生産量並びに量産化計画
    b.A3一覧表[2017/9/11改訂4版発行]の配布による紹介

2.ナノセルロース研究開発の世界的動向とISO国際標準化の動向

3.CNF/熱可塑性樹脂ナノコンポジットの開発
  (1).粉末法による[親水性]CNFと[疎水性]熱可塑性樹脂の複合化
  (2).CNFの化学変性によるナノコンポジットの高性能化
    a.化学変性の考え方
    b.変性CNFによる性能アップ
    c.「京都プロセス」(パルプ直接解繊法:CNF化解繊/ナノ分散同時混錬)の開発
    d.ASA変性とセルロースの耐熱性を向上するアセチル変性
    e.DS(変性反応の程度)による性能の違いと最適化
  (3).CNFナノコンポジット用熱可塑性樹脂種の横展開について
    ・LDPE、 HDPE、 PP、 PS、PLA、 PA11、 PA12、 ABS、POM、 PA6、
     PA MXD6、PAMXD10、 PBT、PC/ABS
  (4).材料メーカーにおける変性パルプ及びCNF/樹脂マスターバッチ(MB)のサンプ

      ル供給及び商業生産開始
  (5).「京都プロセス」における変性パルプ及びCNF/樹脂MBの製造とサンプル提供

4.変性CNF/熱可塑性樹脂の微細発泡成形
  (1).超臨界CO2バッチ発泡法による微細発泡基盤技術の開発
  (2).変性CNFナノコンポジットを用いた超臨界N2射出発泡成形  
  (3).大型射出発泡成形品の試作
  (4).ポリエチレン/化学バッチ発泡品の試作

5.CNFの染色と材料着色法の開発
  (1).CNFの染色
  (2).粉末法による材料着色成形品の試作
  (3).材料着色事例とサンプル見本

6.CNF材料の社会実装化動向
  (1).経済産業省主導「ナノセルロースフォーラム」とその活動
  (2).地域におけるCNFに関する取組みの活発化
    a.近畿地域における「部素材産業―CNF研究会」の活動とご紹介
    b.他地域での取組みについて
  (3).2017.12CNFナショナルプラットフォーム事業の発足

7.CNF材料を使いこなす/どのように自社製品に取込んで行くかのポイントについて
   a.その方向性と実際例について
   b.どのCNF材料から触るか、取り寄せるか?

8.CNFを使った応用・実用化事例
  <既実用化事例>
  (1).ゲルインク・ボールペン
  (2).消臭機能・大人用紙おむつ
  (3).トイレクリーナー
  (4).スピーカーコーン(バクテリアセルロース応用、CNF応用)
  (5).酒類のろ過助剤
  (6).食品保形材
  (7).食品の食感改良剤・増粘剤
  (8).紙力増強材等(特殊フィルター、電池用セパレーター)
  (9).粉体・繊維状物のバインダー
  (10).医薬・化粧品のゲル化剤
  <試作例>
  (1).CNF/熱可塑性樹脂複合材
    a.プレジャーボートインパネ(CNF/PLA)
    b.化粧品ケース(CNF/PLA)
    c.電気・電子部材カバー(CNF/PP)
    d.リレー装置カバー(CNF/PP)
    e.照明器具カバー(CNF/PP)
    f.自動車エンジンカバー(CNF/PA6)
    g.大型成形品(同上エンジンカバー)無電解メッキ品
    h.自動車ドアトリム(CNF/PP)
    i.自動車インテークマニホールド(CNF/PA6)
    j.シューズキーパー(CNF/PP)
    k.ミニバスケット(CNF/PP)
    l.ペンスタンド(CNF/PP)
  (2).CNF/ゴム複合材
    a.自動車タイヤ
    b.スポーツシューズ・ソール
    c.潜水ウエア

キーワード セルロースナノファイバー バクテリアセルロース 熱可塑性樹脂 ナノコンポジット 着色法 CNF ゴム複合材
タグ 食品ナノテクノロジーポリマープラスチック化学物質高分子材料樹脂・フィルム複合素材
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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