高効率水処理技術の基礎と適用へのポイントおよび最新技術

〜 オゾン水処理技術と高度浄水処理プロセス、既存および最新の排水処理技術と適用および例 〜   

・残留性が低く環境への負荷が非常に小さい高効率水処理技術を学ぶための講座

・従来では不十分だった対象物質や水の安全性を確保する「各種オゾン水処理技術」と「最新の排水処理技術」を先取りし効果的な水処理技術に活かそう!

講師の言葉

・第一部:

 各種水処理プロセスにおいて、従来の処理方法では十分に処理が行えない対象物質や水の安全性を確保するために、オゾン利用水処理技術の有用性が再認識されています。

 オゾンは、上下水道をはじめ、排水処理やプール、食品、医療、半導体関連など様々な分野で利用されていますが、その一方で特殊な処理技術として認識されることも多いようです。

 本講習では、水処理プロセスにおけるオゾン処理の位置付けから、エンジニアリング手法、実例等を実務に役立つ内容にて解説し、オゾン利用がより身近なプロセスとして活用頂ける一助となればと思います。

・第二部:

 既存の排水処理技術から研究段階を含む最新の排水処理技術について、多くの図表を用いて、できるだけわかりやすく説明いたします。

 特に、海外では活発に研究されている促進酸化法や鉄粉法については、最新の我々の研究グループの実験データを交えながら、詳しくご説明いたします。

本セミナーは受付を終了いたしました

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年05月18日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・上下水、排水処理プロセス関連の研究、設計、利用に関わる方
予備知識 ・特に必要としません、基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・各種オゾン利用水処理技術の基礎と応用 ・オゾンの基礎知識(反応特性、利用法) ・排水中の夾雑物質の考え方、オゾン関連機器の原理、システム設計の基礎知識 ・排水処理技術の基礎 ・最新の排水処理技術の概要 ・促進酸化法の基礎
プログラム

1.オゾン利用水処理の適用分野(概要)

  (1).高度浄水処理

  (2).下水、排水処理

  (3).その他プロセス

 

2.オゾンの基礎と測定・取扱いについて

  (1).物理化学的性質

  (2).オゾンと各種物質の反応(総論)

  (3).オゾン製造方法の色々

  (4).水中、気中における濃度(単位)

  (5).オゾン濃度測定方法

  (6).取扱い(安全性)について

     a.人体影響と許容濃度

     b.高濃度オゾンの急速分解

 

3.オゾン水処理設備

  (1).設備構成と機能

  (2).オゾン発生設備(誘電体バリア放電方式)

     a.オゾン発生器(進化と最新技術)

     b.電力調整器

  (3).オゾン反応槽

     a.水理特性について

     b.吸収効率を向上させるためには

     c.各種気液接触方式(散気/下降管/インジェクション)

  (4).排オゾン処理設備

     a.触媒方式

     b.熱分解方式

     c.その他

  (5).耐オゾン性材料

     a.金属材料

     b.樹脂、ゴム材料

 

4.オゾン利用水処理プロセスについて

  (1).高度浄水処理プロセス

      a.異臭味

      b.THM

      c.消毒(クリプトスポリジウム含む)

      d.副生成物(臭素酸とその対応)

      e.促進酸化処理(AOP)適用

      f.有害物質対策

  (2).オゾン利用下水処理プロセス

      a.用途(放流、再利用)

      b.消毒

      c.脱臭、脱色

      d.再利用

  (3).オゾン利用排水処理

      a.適用分野

      b.設備設計手法と実施例紹介

      c.排水処理への促進酸化(AOP)適用

 

5.既存の排水処理技術について

   (1).活性汚泥法

   (2).バイオフィルター

   (3).嫌気性処理

   (4).吸着

   (5).凝集沈殿

   (6).膜分離

   (7).オゾン酸化

 

6.最新の排水処理技術と・適用・例

   (1).超臨界水処理

   (2).促進酸化法

     a.過酸化水素/UV.

     b.オゾン/過酸化水素

     c.光触媒酸化法

     d.フォトフェントン反応

   (3).鉄粉法

      ・バングラデシュの産業排水で汚染された河川水の処理の例

 

7.排水処理技術の現状と課題

   (1).排水中の夾雑物質が排水処理性能に与える影響

     a.促進酸化法による医薬品成分の除去における夾雑物質の影響

     b.光触媒酸化法の場合

     c.フォトフェントン反応の場合

     d.オゾン/過酸化水素の場合

キーワード オゾン水処理 排水処理技術 活性汚泥法 高度浄水処理 高度水処理プロセス 超臨界水処理 促進酸化法 鉄粉法 光触媒酸化法 膜分離 凝集沈殿 吸着 バイオフィルター
タグ 化学物質環境設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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