〜 アナログ回路の基礎となる線形・非線形回路の動作原理、設計トラブルの未然防止手法と注意点 、ラプラス変換による回路の解き方と計算演習 〜
・アナログ回路の基本原理から、回路動作をイメージでき、設計トラブル防止策まで修得する講座
・アナログ回路設計に必要となる基礎知識や実践に必要なポイントまで幅広く知識を身につけ実務に活かすための特別セミナー！
アナログ回路の基礎と設計のポイント 〜 演習付 〜
講師の言葉
アナログ技術者の不足が叫ばれながらも学問としてのアナログ回路の教育体制の充実は未だ不十分であり、多くの人は職場で必要に応じて実地教育を受けながら実際の設計業務を進めているのが現状かと思います。
しかし、アナログ回路を使いこなす上で最も大切なのは実務的な経験や数学的な理解とともに、その動作原理をイメージ的に理解することです。
このような実務優先の日常業務ではどうしても抜け落ち気味になる、基礎的なことや必須の知識を補い整理するために、本講座では回路の動作だけではなく設計トラブルの発生背景も含めて分かり易く説明し、回路動作のイメージ的理解を支援します。
誰でも避けたい数学は回路を理解するだけのツール的な位置にとどめていますので先入観なく取り組めるかと思います。
また課題を組み込んでいますので、理解の進み具合を自己確認できます。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 | ・これからアナログ回路の設計を始めようとする方 ・アナログ回路設計を担当されている方 ・アナログ回路設計の知識を整理し、理解を深めたい方 |
| 予備知識 | ・アナログ回路設計の経験がなくても分かるように説明しますが、経験があれば理解が進みます。 ※微積分については、何の為に微積分を行うのか、微積分で何がどう変わるかを理解できていれば十分です |
| 修得知識 | ・アナログ回路で使われる回路技術と失敗事例からの注意点 ・アナログICで使われる回路の動作原理 ・トラブル発生を未然に防ぐ注意点 ※用意いただく物 ： 計算演習がありますので関数電卓をご持参ください |
| プログラム |
１．アナログ回路基礎
（１）．アナログ回路がむつかしいと言われる背景について
（２）．大きさと位相の２因子を持つ交流回路
（３）．信号の伝わり方のクセを表す伝達関数
２.アナログ回路に欠かせない半導体
（１）．ダイオードとトランジスタ､ＭＯＳＦＥＴの構造とその動作
（２）． トランジスタ回路の３大接続法
・ベース接地、コレクタ接地、エミッタ接地
３.アナログ回路の基礎となる線形回路
（１）．増幅回路の動作原理
（２）．負荷線、バイアス電圧
（３）．各種線形回路
（４）．四則演算回路、微積分回路、フィルタ回路
（５）．フィードバック制御の考え方と注意点
（６）．局所負帰還による安定性の改善
（７）．非線形回路への適用
（８）．発振回路、パルス発生回路
４.集積回路
（１）．ICの構造、動作
（２）．アナログICで使われる要素回路
・差動回路、カレントミラー、能動負荷の紹介
（３）． Band-gap･Reference回路の動作原理
（４）．IC回路設計の注意点
５.計算結果の検証ツールＳＰＩＣＥ
・ＳＰＩＳＥの動作原理と解析事例の紹介
６.ラプラス変換による回路の解き方と計算演習
（１）．積分の基礎知識と計算ツールとしてのラプラス変換の応用
・ラプラス変換を応用して計算する方法（手順）について解説
（２）．演習：各章別の計算
７．まとめと質疑応答 |
| キーワード | アナログ回路 トランジスタ回路 線形回路 発振回路 IC回路 パルス発生回路 ＳＰＩＣＥ ＭＯＳＦＥＴ ダイオード ラプラス変換 増幅回路 |
| タグ | 電子機器 |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿２－７－１ 新宿第一生命ビルディング（２２階）- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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