〜 ゴム材料・配合の基礎、異種材料との複合化技術、各種環境劣化メカニズムとその対策・寿命予測手法 〜
- ゴムの製品開発とゴムメーカーでの実務経験豊富な2名の講師が、基礎から解説する講座!
- ゴムの特性や複合化技術、環境劣化メカニズム、トラブル事例などを学び、部品や製品へのゴムの適切な活用に活かそう!
- 高分子やゴムが専門でない初学の技術者の方にも分かりやすく説明します!
〜 ゴム材料・配合の基礎、異種材料との複合化技術、各種環境劣化メカニズムとその対策・寿命予測手法 〜
第1部
樹脂やゴムといった「高分子化合物」とは何か、という点について基礎的なところから解説します。また、複雑なゴムの配合内容、一般的な製造方法・問題点などを解説致します。ゴムについてより良い理解の助けになればと思います。
併せて、ゴムと樹脂の接着・複合化についてより実践的な技術について説明します。実際のものづくりを行っているメーカーとして、今までの経験から得た知識や知見などを基に、具体的な事例などを交えて解説します。
第2部
ゴム材料の各種環境(熱、低温、油・燃料、オゾン等)メカニズムとその対応、製品使用分野別に材料開発におけるトラブル事例により解説し、その対策について説明します。
さらに、いくつかの環境(熱、シール性、オゾン等)劣化に対する寿命予測手法ついて紹介します。シール性では、従来法と新規評価法の両方について試験結果により解説をします。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 加工・接着接合・材料 |
受講対象者 | ・ゴムを活用した製品に関わる方、ゴム材料関連のトラブル事例、さらに応用事例に関心のある方 ・自動車部品、電子機器、制御機器、医療機器、通信機器、重電、ゴムシート、印刷、船舶、航空、スポーツ用品などに携わる研究、設計、開発、品質担当者の方 |
予備知識 | ・特に必要ありません |
修得知識 | ・ゴム材料・配合についての基礎知識や知見 ・ゴムの一般的な加工技術 ・現在、各分野で注目されている異種材料複合化技術の全体像と、現時点での長所・短所 ・ゴム材料の各種環境劣化メカニズムとその対策 ・製品使用分野での材料開発におけるトラブル事例と対策 ・環境劣化における寿命予測手法 |
プログラム |
第1部 ゴムの基礎知識と応用事例
1.ゴムの基礎知識
(1).ゴムとは
a.架橋と加硫の違い
b.ゴムの魅力
(2).ゴムの配合設計
a.ベースポリマーの特徴
b.材料及び配合設計要素
c.加硫(架橋)温度・時間が物性に及ぼす影響
(3).一般的な成形方法による利点と問題点
a.コンプレッション成形
b.巻蒸し成形
c.キャスティング など
(4).ゴムの物理的特性
a.ゴムの変形
b.ゴムの摩擦・摩耗 など
(5).ゴムのトラブルと対策
a.ゴムローラのトラブル及び対策事例
2.ゴムの異種材料との複合化技術について
(1).ゴム−金属の複合化/加硫(架橋)接着
a.製造時のポイント
(2).ゴム−樹脂の複合化/分子間結合
a.ラジカロック接合技術の基礎
b.ラジカロック接合技術の利点
3.応用事例
・電子機器、自動車、スポーツ用品など
第2部 ゴムユーザのための環境劣化メカニズムと寿命予測法
1.環境劣化メカニズムとその対策 (トラブル事例を含めて)
(1).自動車分野
a.耐熱性
b.耐寒性(低温性)
c.耐油性(耐燃料油性)
d.耐オゾン性
(2).ガス分野
a.耐ガス性(高圧ガス)
b.低温固着性
(3).水(温水)分野
a.耐塩素水性
b.耐高温水性
2.寿命予測手法の紹介
(1).耐熱寿命予測
(2).シール性寿命予測
(3).ホース寿命予測 |
キーワード | 架橋 加硫 ゴムローラ コンプレッション成形 巻蒸し成形 キャスティング 複合化技術 環境劣化 耐熱寿命予測 シール性寿命予測 |
タグ | ゴム |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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