カムの基礎と最適なカム機構設計に活かすカム曲線・強度計算手法 〜1人1台PC実習付〜

〜 主なカム機構の種類と特性、カム曲線の特性値、カム強度計算、カム機構の応用例 〜

  • カムの基礎から設計に必要なカム曲線や強度算出法について動画とExcel実習を通してマスターする講座!
  • 板カム・円筒カムなど代表的カム機構を基礎から学び、要求に合わせたカム選定や最適なカム機構設計に活かそう!

    ※PCは弊社にて用意いたします。ExcelのVBAプログラムもご提供いたします。

講師の言葉

 カム機構は滑らかで確実な運動から高速自動機に使用されています。この高速機構を設計する際でも特殊な形状のカムはほぼ必要なく、板カム・平面溝カム・共役カム・端面カム・円筒溝カムで十分です。

 重要なことはカムによって駆動される従節端が的確な運動曲線(カム曲線)になっているかどうかです。カム設計とは運動特性が優れたカム曲線(変形台形、変形正弦曲線など)とカムに追従するリンク機構を理解し、圧力角、曲率半径、カム強度計算を考慮しカムサイズを決定することです。加えてカム装置を運転するための動力を決定するカム軸トルク計算も必要となります。

 本講座ではカム機構の動画を多数紹介することによって初心者でもカムを理解し易いように配慮しています。また、各計算式の説明に際してはExcel(VBA)のプログラムを提供します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年05月21日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・各種自動機開発、設計者などでカムに携わる技術者の方  (機械、電子、印刷、製本、食品、医薬、衣料、包装など) ※エンジン用カム、倣い旋盤用カムは扱いません
予備知識 ・カム機構の初歩的な知識で大丈夫です ・Excelの一般的な操作知識 (VBAやVisual Basicは不要)
修得知識 ・カム機構の理解 カム曲線の理解 最適なカム設計の理解
プログラム

1.カムの種類とカム設計に必要な事項

  (1).板カム、平面溝カム、共役カム、端面カム、円筒溝カム

  (2).カム曲線

  (3).圧力角

  (4).曲率半径

  (5).カム輪郭

 

2.カム曲線の特性値と数式(Excelプログラム提供)

  (1).単弦曲線

  (2).サイクロイド曲線

  (3).変形台形曲線

  (4).変形正弦曲線

  (5).変形等速度曲線

 

3.カム設計に必要な基本カム機構の理論

  (1).タンジェント型機構

  (2).サイン型機構

  (3).リンク型機構

 

4.カムサイズの概略決定法(Excelプログラム提供)

  (1).最大圧力角の近似計算(平面、円筒)

  (2).最小曲率半径の近似計算(平面、円筒)

 

5.カム強度計算(Excelプログラム提供)

  (1).面圧強度

  (2).ローラーピン曲げ強度

  (3).ローラー寿命強度

  (4).カム軸トルク計算

 

6.応用カム機構

  (1).インデックスバレルカム機構

  (2).パラレルカム機構

  (3).ローラーギヤカム機構

  (4).その他応用カム機構

キーワード カム曲線 カムサイズ 最大圧力角 最小曲率半径 面圧強度 カム軸トルク計算 機構設計 動力伝達効率 速度 荷重
タグ カム機械要素
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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