プリンテッド・エレクトロニクスにおける要素技術と製品開発への応用

〜 プリンテッド・エレクトロニクスにおける市場動向、印刷技術、デバイスとその応用技術 〜

・安価な装置コスト、高い材料利用率が期待されるプリンテッド・エレクトロニクスを基礎から学べる講座

プリンテッドエレクトロニクスの主要技術、市場動向、最新技術について学び、自社製品開発に活かすための特別講座!

講師の言葉

 プリンテッド・エレクトロニクスとは、印刷技術を用いることで様々なデバイスと配線を形成する電子回路作製技術の総称で、安価な装置コスト、高い材料利用率、安価な材料と高い量産性が期待される技術となります。

 その特徴に応えるべく登場したフレキシブルデバイスは、研究開発のフェーズから実用化に向けて大きく進歩し、様々な用途が提案され、期待される市場も具体的になってきました。一方で、従来の無機系デバイスと異なる材料やプロセスを使用するなど、その製造技術も様変わりしていきます。

 本講演では、プリンテッド・エレクトロニクスの背景と印刷技術、そして様々なデバイスについて概説します。また、新たな技術が提案されていますが、そこで期待される材料や今後に向けた展望を含めてプリンテッド・エレクトロニクスを取り巻く状況について、全体像を見渡します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年02月13日(火) 10:30 ~ 17:00
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・ディスプレイ製造、材料合成、製造装置、電子部品応用等に関連するメーカー
予備知識 ・プリンテッドエレクトロニクス関連業界の基本的知識があれば理解が深まります
修得知識 ・ディスプレイ全般とフレキシブルやプリンテッド・エレクトロニクスに関連する応用技術および実用化のポイント
プログラム

1. はじめに 〜プリンテッド・エレクトロニクスの市場とその展開〜

  (1). プリンテッド・エレクトロニクスの市場

  (2). プリンテッド・エレクトロニクスについて

  (3). プリンテッド・エレクトロニクスが目指す分野の試作品例と展開

2. プリンテッド・フレキシブルデバイスの現状と量産化

  (1). 市場・開発動向

       a. フレキシブルディスプレイの試作例

       b. 有機EL素子関連の展開

        c. フレキシブル有機EL素子の開発と量産化

  (2). フレキシブルデバイスの種類

  a. フレキシブルディスプレイ

  b. 液晶、有機EL、電子ペーパー、エレクトロクロミック

  c. フレキシブル太陽電池

  d. RFIDタグ

  (3). フレキシブルデバイスの要素技術

  a. 基板技術

  b. 電極技術

  c. 液晶技術

  d. 有機EL技術

  e. TFT技術

3. プリント関連技術の特徴と課題点

  (1). インクジェットプリント技術

  (2). スクリーン印刷技術

  (3). ノズルジェット印刷技術

  (4). グラビア印刷技術

  (5). フレキソ印刷技術

  (6). オフセット印刷

  (7). インプリント技術

  (8). スプレイ法・ローラー法

  (9). ノズルジェット技術

  (10). スリットコート技術

  (11). ロール・ツー・ロール製造

  (12). 各種技術の特徴と問題点

4. プリントを用いたデバイス、パネルと要素技術

  (1). エレクトロクロミックディスプレイ

  (2). フレキシブル電子ペーパー

  (3). 液晶ディスプレイ

  (4). フレキシブル有機ELパネル

  (5). フレキシブル太陽電池

  (6). RFIDタグとフレキシブル電子回路

  (7). 圧力センサ・シート

  (8). フレキシブルバッテリー

  (9). 印刷配線

  (10). その他の技術

5. プリンテッド・エレクトロニクス企業と商品群

  (1). BASF SE

  (2). E INK HOLDINGS INC.

  (3). E.I. DUPONT DE NEMOURS & CO.

  (4). ENFUCELL OY

  (5). GSI TECHNOLOGIES, LLC

  (6). MOLEX, INC.

  (7). Novalia

  (8). PALO ALTO RESEARCH CENTER INC.

  (9). Poly IC

  (10). Printed Electronics LTD

  (11). RISE Acreo

  (12). Saralon

  (13). Tangio

  (14). THIN FILM ELECTRONICS ASA

  (15). YD YNVISIBLE, S.A.

6. フレキシブル及びプリンテッド・エレクトロニクス応用を目指す有機プロダクト

  (1). 自己整合IJP技術を用いた有機ELパネル

  (2). 自己整合技術を用いた有機トランジスタ

  (3). ラミネート法による両面発光有機ELパネル

  (4). 非接触電磁給電有機EL

  (5). RF信号伝送による光タグ

  (6). フレキシブル光スキャナ

  (7). その他の技術

7. 課題、将来展望

キーワード プリンテッド・フレキシブルデバイス フレキシブルディスプレイ 有機EL インクジェットプリント  スクリーン印刷 ノズルジェット印刷 フレキシブル電子ペーパー フレキシブル光スキャナ
タグ プリント基板
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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