セルロースナノファイバーの基礎と複合化技術への応用

セルロースナノファイバーの調製法と構造・特性から他素材との複合化技術および対策まで解説する特別セミナー!

  • セルロースナノファイバーを孤立分散させることに世界で初めて成功した講師から特性や複合化技術を学ぶ講座
  • セルロースナノファイバーの調製法と構造・特性から他素材との複合化技術および対策まで解説する特別セミナー!

講師の言葉

 セルロースナノファイバー研究がより一層の加速を見せている。演者らは、TEMPO酸化と呼ばれる化学反応を用いて、直径約3ナノメートルのセルロースナノファイバーを孤立分散させることに世界で初めて成功している。本講演では、セルロースナノファイバーの調製法と構造について概説した後、分散性や強度、固有粘度等のナノファイバー1本の基本特性から、フィルムや多孔質等のナノファイバー集積体の物性へと進み、他素材との複合化及び界面制御、現状の課題とその対策案も交えて、セルロースナノファイバー研究の要点を紹介していく。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年03月02日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・自動車、航空機、船舶、材料、食品、その他セルロースナノファイバーに関心をお持ちの方
予備知識 ・特にありません
修得知識 ・セルロースナノファイバーの構造と基本特性、現状の課題と対策、最先端の応用事例等
プログラム

1.セルロースの構造と特性、TEMPO酸化の適用

  (1).セルロースの構造 

  (2).セルロースミクロフィブリルの特性

  (3).TEMPO酸化によるセルロースの改質、反応条件と改質物の構造

2.ナノセルロースへの展開

  (1).セルロースナノファイバーの調製と分散メカニズム

  (2).分散性、表面電荷、長さの制御

  (3).キチンへの応用、キチンナノファイバーの調製

3.ナノセルロースの基礎物性

  (1).セルロースナノファイバーの強度解析

  (2).セルロースナノファイバーの粘度解析

  (3).セルロースナノファイバーの配列及び集積制御、分散液から各種固体へ

    a.フィルム

    b.エアロゲル

    c.フォーム

4.ナノセルロースの複合化

  (1).プラスチックとの複合化、界面設計、補強性フィラーとしてのポテンシャル

  (2).無機ナノ粒子との複合化、各種機能性の発現、担体としてのポテンシャル

  (3).その他の複合化事例

5.ナノセルロースの課題と対策

  (1).熱分解

  (2).成形性

  (3).耐水性

キーワード セルロースナノファイバー TEMPO酸化 調製 分散性 表面電荷 キチンナノファイバー 強度解析 粘度解析 配列 集積制御 分散液 固体 フィルム エアロゲル フォーム 複合化 界面設計 補強性フィラー 無機ナノ粒子 熱分解 成形性 耐水性
タグ バイオマス・バイオマテリアル
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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