〜 粘着剤のレオロジー、スケーリング、粘着剤の大変形・形態形成、粘着・剥離のダイナミクス 〜
・粘着・剥離におけるメカニズムを学び、「くっつきやすくはがしやすい」製品開発に活かすための講座
・粘着現象を物理的側面から理解し、効果的な製品開発へ応用しよう!
〜 粘着剤のレオロジー、スケーリング、粘着剤の大変形・形態形成、粘着・剥離のダイナミクス 〜
・粘着・剥離におけるメカニズムを学び、「くっつきやすくはがしやすい」製品開発に活かすための講座
・粘着現象を物理的側面から理解し、効果的な製品開発へ応用しよう!
本講座では、粘着・剥離現象のメカニズムについて実例・理論的枠組みを紹介する。
(1) 粘着剤の代表的な材料である高分子の力学物性(粘弾性・時間温度換算則)、ならびに、粘着の3要素(タック・保持力・粘着力)について、それらの意味をレオロジーの観点から説明する。粘着剤の開発においては、「くっつきやすくはがしやすい」粘着剤が良いとされる事が多いが、このような良い粘着剤を推定する経験則を紹介する。さらに、テープ剥離における剥離強さの理論式を紹介する。
(2) 粘着・剥離の力学的特性には粘性・弾性・ぬれが関わっており、これらを統一した枠組みで議論することのできる「スケーリング」という考え方を紹介する。
(3) 剥離時の粘着剤は大変形し、様々な特徴的な形態が形成される。このような形態形成を引き起こす不安定性(フィンガリング不安定性)を解説し、タック測定時、および、テープ剥離時における形態形成の実例を紹介する。
(4) テープ剥離においては、システム全体の剛性が剥離のダイナミクスに影響を及ぼし、ジッピング(スティック−スリップ振動)などが起こる。また、剥離速度・剥離角度によって剥離の挙動が大きく異なる。これらに関する実例を紹介する。
開催日時 |
|
---|---|
開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 加工・接着接合・材料 |
受講対象者 | ・粘着・剥離に関連する製品の開発およびユーザ企業の技術者・研究者の方 (テープ、フィルム、電子部品、プリント基板、医療機器ほか) ・粘着剤の接着・剥離に関心のある方 |
予備知識 | ・高校卒業程度の物理・数学の知識 |
修得知識 | ・接着・粘着現象に対する物理的な基礎知識 |
プログラム |
1.はじめに:粘着・剥離の基礎
2.粘着剤のレオロジー
3.スケーリング
4.粘着剤の大変形・形態形成
5.粘着・剥離のダイナミクス
6. 粘着・剥離技術の応用 |
キーワード | 粘着・剥離 レオロジー スケーリング フィンガリング不安定性 タック測定 ダイナミクス |
タグ | 化学、高分子、接着・溶着、塗装・塗布、表面処理・めっき、電子部品 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日