「ゴム配合」と「ゴム練り」の基礎とトラブル対策

〜 ゴム配合の創り方、加硫ゴム・未加硫ゴム物性の見方、加硫ゴムのトラブル現象とその原因と対策 〜

・ゴムを扱う技術者に必要不可欠な「ゴム配合」と「ゴム練り」技術を基礎から修得するための講座

・不良の原因ともなり、参考書も少ない「ゴム配合」と「ゴム練り」技術が体系的に学べる特別セミナー! 

講師の言葉

 ゴム技術者として知っておかなければならない知識として、第一に挙げなければならないことは「ゴム配合技術」と「ゴム練り技術」である。
 今後ゴム配合技術者或いはゴム練り技術者に専従するか否かはともかくとして、ゴム加工技術の基本技術であることは間違いない。
 講師は、常日頃「すべての不良は練りに通ず」と標榜していることを知って欲しい。
 しかし、「ゴム配合の創り方」、「ゴム練り技術の基本」を学ぶための参考書は少ない。
 俗に「秘密のゴム配合」と言われてきた経緯が示す通り、ゴム配合、ゴム練りを体系的にまとめられていることは少なく、学ぶことは難しい。
 手っ取り早い学び方は、仕事を客観的に見ながら経験してきた現場技能者の指導を受けることだが、この機会を得られるのは甚だ難しい。
 講演会、勉強会などに出来るだけ多く参加し、多くの他者の考え方を知り、それを実践して、技術の彼我の差を見ることだが、その一助になれば幸いである。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年01月23日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・ゴム技術関連の技術者の方 ・ゴムを扱う企業の品質管理、工程管理、技術営業部門の方 ・新人教育担当の方
予備知識 ・入社2、3年の実務経験
修得知識 ・ゴム配合、ゴム練りの基本的考え方と実施ポイント ・加硫ゴムのトラブル現象とその原因と対策
プログラム

1.ゴム配合の創り方
  (1).ゴム配合の成り立ち
     ・ゴム原料、加硫系、補強剤、可塑剤・軟化剤、充填剤、老化防止剤、加工助剤な

      どの選び方
  (2).加硫ゴム物性の見方
    a.基本ゴム物性を調べる
    b.最適加硫時間の決め方
  (3).未加硫ゴム物性の見方
    a.未加硫ゴムの粘度
    b.未加硫ゴムのシート分出し性と成形加工性

2.ゴム練り
  (1).ゴム練りの基本
    a.ロール冷却水温度は15℃以下
    b.オープンロール練りの基本は16インチロール
    c.ロール間隙の取り方
    d.素練り
    e.三角たたみ、切り返し、立て通し、目通し(薄通し)
    f.突っ切りの研ぎ方
  (2).ニーダー練りの活用

3.加硫ゴムの耐久性 (トラブルと対策)
  (1).加硫ゴムのトラブル現象とその原因と対策
    a.オゾンクラック
    b.ブルーム、ブルーミング
    c.ブリード
    d.汚染性
    e.加硫不足

キーワード ゴム配合 可塑剤 軟化剤 充填剤 老化防止剤 加工助剤 最適加硫時間 ゴム練り ニーダー練り 加硫ゴム  オゾンクラック ブルーム ブルーミング ブリード 汚染性
タグ ゴム高分子
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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