材料強度の基礎と疲労強度設計・長寿命化への応用

〜 材料強度の基礎、疲労強度、疲労き裂発生と進展のメカニズム、切欠き効果、寸法効果、低サイクル疲労、ピーニングの応用による長寿命化 〜

  • 金属部材の軽量化や構造物の長寿命化に必要な知識を修得し、設計に活かすための講座!
  • 材料強度、金属疲労と強度設計や長寿命化技術について学び、金属疲労破壊の防止に活かそう!

講師の言葉

 省資源等を背景として輸送機器用の金属部材の軽量化や構造物の延命化が求められています。そのため、部材の疲労強度設計や長寿命化が重要な課題となっています。本セミナーの前半では、材料強度の基礎を学ぶとともに、疲労強度設計への応用技術について習得することを目標とします。長寿命化法の一つとして、表面処理技術であるショットピーニングが良く知られており、現在、幅広く用いられています。最後の章で、各種ピーニング技術の原理と疲労強度向上メカニズムを説明します。 さらに、最新の研究成果事例として、各種ピーニング技術により、金属部材の表面キズを無害化する技術などを紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年03月22日(木) 10:30 ~ 17:00
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車部品、機械、機器、構造物などに携わる技術者の方 ・材料強度の基本と実務における強度設計の間の橋渡しを必要とされる方 ・材料強度の振り返りを必要とされる方 ・大学で材料強度を学んだことはないが、強度設計を必要とされる方
予備知識 ・材料力学および材料科学の予備知識があることが望ましいが、基本から分かりやすく説明します
修得知識 ・材料強度、機械材料、疲労設計、疲労強度向上技術の基本が身につきます
プログラム

1.材料強度の基礎

  (1).材料の機械的性質

  (2).材料の静的破壊のメカニズム

  (3).金属材料の機械的性質

  (4).破壊力学の概要

2.金属疲労の基礎

  (1).金属疲労とは

  (2).疲労強度の定義と特徴

  (3).疲労き裂発生と進展のメカニズム

3.疲労強度設計への応用

  (1).静的強度と疲労強度

  (2).切欠き効果

  (3).微小欠陥および介在物

  (4).表面粗さ

  (5).寸法効果

  (6).平均応力および残留応力

  (7).低サイクル疲労

  (8).実働荷重

  (9).演習

4.ピーニングによる長寿命化および信頼性向上

  (1).ショットピーニングの原理と効果の評価方法

  (2).ショットを使わないピーニング技術

  (3).溶接部におけるピーニング技術

  (4).ピーニングによる表面キズの無害化

キーワード 静的破壊 疲労き裂発生 静的強度 疲労強度 切欠き効果 残留応力 表面粗さ 低サイクル疲労 ショットピーニング ピーニング
タグ 金属材料疲労強度設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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