プラスチックの破損原因究明と劣化評価および機械的耐久性向上技術 〜個別相談付〜

〜 プラスチックの破損、破面解析事例、機械的耐久性向上技術、劣化評価法 〜

  • プラスチックを応用する際に劣化や破損の原因究明を行い、長寿命化に活かすための講座!
  • 破面解析や劣化評価手法を学び、プラスチックの破損原因究明や耐久性向上に活かそう!

講師の言葉

第1部

 プラスチック製品において当社は50年の技術があります。これらの技術を基に破面を観察し、破壊に至る履歴や不良箇所を読み取って製品の破損原因を究明しております。

第2部

 高分子材料・製品の長持ち化を科学的に追求することは、資源問題、環境問題、さらに製品信頼性の観点から非常に重要である。これの課題について、高分子製品の劣化度や寿命をなるべく迅速に、的確に判定することが求められており、現在、使用されている各種評価法について具体例を挙げながら概説する。また極初期の劣化を高感度に捉える方法として注目されている化学発光法(ケミルミネッセンス)についても、その原理から各種応用事例までを解説する。一方、高分子製品の機械的耐久性向上のために材料の構造設計段階から、タイ分子を増やすためにどのような工夫がなされ、製造されているかについても解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年03月01日(木) 10:30 ~ 17:00
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プラスチック製品の設計、成形、生産管理、生産技術、品質管理、技術営業に携わる方
予備知識 ・高卒レベルの化学(有機化学含む)
修得知識 ・破面解析に関する基本的なノウハウを習得します ・高分子製品の劣化の基礎と各種評価法 ・高分子の結晶構造、タイ分子と力学物性との関係 ・高分子の極初期の劣化を捉える化学発光法の基礎と応用事例
プログラム

第1部 プラスチックの破壊と破面解析 2時間程度

1.プラスチックの破壊と破面解析事例

  (1).破面解析の意義

  (2).破壊の性質

  (3).破壊強度の測定方法

  (4).破面解析手順

  (5).破面解析事例

2.質疑応答

第2部 プラスチックの劣化評価技術と機械的耐久性向上 3時間程度

1.プラスチック製品の長持ち化のための分子設計の基本的な考え方

2.プラスチック製品の劣化度評価

  (1).サービス安定性とプロセス安定性

  (2).高分子の劣化要因

  (3).各種耐久性試験法

  (4).高分子の劣化度評価法

  (5).高分子の寿命予測

  (6).添加剤処方と耐久性

3.プラスチック材料の機械的耐久性向上の技術

  (1).固体状態でのタイ分子の役割

  (2).如何にして有効タイ分子を増やすか

  (3).高性能パイプ、大型ブロー用材料の高性能化と促進評価法

    a.高耐久性のための分子設計と製造法

    b.促進試験と評価法

4.高分子の劣化評価法 

  (1).化学発光の原理

  (2).医学生理学分野、食品分野への応用例

  (3).高分子材料の化学発光

    a.熱酸化劣化と化学発光

    b.光劣化と化学発光

    c.機械的劣化と化学発光

    d.電気劣化と化学発光

    e.測定技術の進歩

5.個別相談

キーワード 破面解析 破損原因究明 応力とひずみ 劣化要因 劣化度評価法 分子設計 化学発光法
タグ プラスチック成形加工
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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