歯車の基礎と歯面損傷・振動・騒音対策技術と強度設計への活かし方

〜 かみ合いの原理、歯車軸の強度設計技術、振動・騒音対策、損傷対策のポイント 〜

・歯車機構を設計するために必要な歯車振動低減策が修得できる講座

・高強度で振動・騒音の少ない歯車の設計法を修得し、機械設計に活かそう!

講師の言葉

  歯車機構は、回転伝達機構のひとつとして、すでに長い歴史を持つが、新しい機構でもある。

  あらゆるものが電動化へと進んでいく中で、それらの速度変換すなわち減速や増速させる重要な

 役割を担っているからである。

  本講座では高強度な歯車機構を、開発・設計を進めていく上で、いくつかの検討すべき項目を

 取り上げ、基本的な設計方法を修得いただくのが目的である。

  又、歯車および歯車機構部に発生する振動、騒音について発生メカニズムと低減化についても解説

 します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月15日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械の一部品として歯車を使う技術者の方 ・歯車の機能・性能向上をさらに、お考えの技術者の方 ・歯車の基本を知りたい技術者の方 ・機械、ロボット、自動車、機械部品、ほか関連企業の方
予備知識 ・伝達機構および機構要素とくに歯車に関する基礎知識
修得知識 ・歯車機構を設計する上での、必須の基本事項について理解できる ・歯車振動発生要因と低減化対策
プログラム

1. 一対の歯車機構の基礎

  (1).回転伝達機構としての歯車のかみ合いの原理

  (2).歯車における強度とは

  (3).なぜ歯形にインボリュート曲線が用いられるか

  (4).転位歯車とは

2. 高強度・低振動・低騒音への歯車設計

  (1).歯車軸の強度の設計方法

      a.せん断応力にもとづく軸の強度計算

      b.ねじり剛性にもとづく軸の強度計算

  (2).歯車の設計方法

     a.幾何学的な観点からの強度設計

      ・曲げ強さ(ルイスの式)

      ・歯面強さ(ヘルツの応力)

     b.歯形形状の検討

      ・歯たけ係数による

      ・転位係数による

      ・歯形修整による

     c.機構の実装上からの検討

      ・材質

      ・熱処理

      ・潤滑方法

  (3)歯車における振動・騒音の発生要因と対策

     a.なぜ振動・騒音が発生するのか

     b.振動・騒音を低減するには

3. 歯車歯面の損傷要因とその対策

  (1).疲労原因

  (2).破壊の発生

5.まとめと質疑応答

キーワード 歯車機構 歯車のかみ合い インボリュート曲線 転位歯車 歯形形状 歯面損傷 歯車の振動・騒音
タグ 精密機器・情報機器機械要素車載機器・部品設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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