回転機械設計に必要な機械要素の基礎とそのポイント

〜 機械設計の基本、要素設計(回転軸・軸受・歯車・ねじ)、回転体設計のトラブル事例とそのポイントへの活かし方 〜

  • 設計に必要なポイントを理論面と事例を通じて学び、機能・性能の向上に活かすための講座
  • 回転機械の主構成要素となる軸・歯車・軸受・ねじといった機械要素技術を設計に活かすためのポイントが修得できる特別セミナー!

講師の言葉

 機械設計の目的は、与えられた機能・性能を実現するためのシステムを創りだすことです。単に、要求された機能・性能を実現するだけでなく、生産性や操作性、コスト・納期といった制約条件とのバランスをとることも求められます。そのためには工学的な知識だけでなく、材料や加工、あるいは物流や財務など多種多様な知識が必要です。

 本セミナーでは、機械設計、特に回転機械の主構成要素となる軸・歯車・軸受・ねじといった機械要素の基本的な設計ポイントと、設計するために必要な複合的な現象を理論面だけでなく損傷事例などからも捉え、それをどのように設計に反映するかについて、講師の経験を含め紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月11日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計を基本から学びたい方 ・機械設計の基本を見直し、さらにスキルアップを図りたい方
予備知識 ・機械工学の基礎全般(特に材料力学、機械力学、機械製図)
修得知識 ・機械要素設計の基本的ポイント ・機械設計で考慮すべき事象と設計への反映 ・トラブルから逆算して知る設計のポイント
プログラム

1.機械設計の基本

 (1).設計とは?

 (2).製図と加工

 (3).機械要素と規格

 (4).機械材料

2.工学基礎知識のおさらい

 (1).静/動力学と材料力学

 (2).振動理論の基本

 (3).潤滑理論の基本

3.要素設計:回転軸

 (1).軸の機能

 (2).軸継手・キー

 (3).軸設計のポイント

 (4).軸損傷の種類と要因

4.要素設計:軸受

 (1).軸受の機能と種類

 (2).転がり軸受設計のポイント

 (3).すべり軸受設計のポイント

 (4).軸受損傷の種類と要因

5.要素設計:歯車

 (1).歯車の機能と種類

 (2).歯車諸元

 (3).歯車設計のポイント

 (4).歯車材料と熱処理

 (5).歯車の加工と精度

 (6).歯車損傷の種類と要因

6.要素設計:ねじ

 (1).ねじの原理

 (2).ねじの機能と種類

 (3).ボルト・ナット・座金

 (4).ねじのゆるみとゆるみ止め

 (5).ねじの規格

7.回転体設計

 (1).動力伝達経路の特定

 (2).反力算出と支持位置

 (3).潤滑と損失

 (4).回転体の振動

 (5).回転機械トラブル事例から知る設計ポイント

キーワード 回転機械 機械設計 機械要素 製図 加工 規格 機械材料 軸 軸受 歯車 ねじ ボルト ナット 座金
タグ コストダウンカムねじ機械機械要素軸受け
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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