摩擦の基礎と耐滑・摩擦調整技術および製品への応用

〜 耐滑性材料・製品の開発と微細加工技術による表面機能調整技術 〜

・摩擦の基礎から摩擦力の調整技術・製品開発事例まで、2名の講師陣が解説する講座
・材料や表面機能の調整により製品に「滑りにくい」という付加価値を付与するための知識が学べる講座

講師の言葉

第一部

 ゴム材料は乾燥状態では摩擦が高いためタイヤや靴底の素材として用いられています。しかし水や油で濡れた面に対しては摩擦が低くなり、スリップや転倒の原因となります。

 本セミナーでは、摩擦の基礎と歩行中のすべり転倒事故の防止を目的に開発された、水や油で濡れてもすべりにくいゴム複合材料や表面意匠とそれらを用いた耐滑製品について紹介します。

第二部

微細加工技術を用いて種々の機能をもつ表面を作ることができます。しかし、その設計法や製作プロセスは必ずしも確立されておりません。

本セミナーでは表面の微細構造により「付着・摩擦力」、「濡れ性と流動性」、「光学反射」をどの程度調整できるのか、また、濡れ性と付着・摩擦力の関係(「乾きやすく滑りにくい」「濡れていても滑りにくい」など)について、実験結果を示しながら解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月20日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・摩擦力を制御、抑制したい製品設計、製造担当者の方 ・摩擦力を制御、抑制できる材料や表面処理技術の開発に関心のある方 ・グリップ、ハンドルなど耐滑性が求められる製品の開発に係る方 ・製造現場や屋内外において耐滑に関わる業務の方 ・摩擦力の制御や抑制に関心のある方
予備知識 ・機械工学の基礎、力学、化学の基礎の知識があれば理解が深まります
修得知識 ・製品の付加価値を高めるための表面機能付与に関する知識と製品設計のためのヒント ・プロセッシングに関する基礎的な理解とナノ構造を比較的容易に製作できる自己組織プロセスに関する基本的な理解
プログラム

第一部 摩擦の基礎と耐滑製品開発事例

1.トライボロジーの基礎

  (1)固体の表面構造

  (2)固体の接触機構

  (3)摩擦の基礎

2.耐滑素材及び意匠の開発事例

  (1)屋内外における転倒事故の現状

  (2)すべり転倒防止のための靴底と床面間の必要摩擦係数

  (3)耐滑素材と耐滑意匠の開発事例

    a.米ぬかを原料とする硬質多孔性炭素材料RBセラミックスを用いた耐滑ゴム複合材料

b. 粗面と平滑面を組み合わせた耐滑意匠とその応用例

    c. 超耐滑靴底意匠の開発

第二部 微細加工技術による表面機能調整技術

1.表面機能概論

  (1). 自然に学ぶ表面機能(濡れ性,付着・摩擦力,光学特性)

  (2). 応用範囲と設計・加工の課題

2.表面機能調整の例

  (1). 付着・摩擦力の調整

    a.摩擦係数と滑り易さの関係(動圧効果と滑り防止)

    b.表面構造による付着・摩擦制御の例

    c.摩擦方向性とミクロ世界での摩擦(振動駆動の応用)

  (2). 濡れ性と流動性の調整

    a.接触角・転落角調整のための考え方と事例

    b.応用例(液滴形状の自律制御と微粒子の自己整列)

  (3). 光学反射の調整

    a.表面構造と光の反射

    b.表面構造による反射率制御の例

キーワード 摩擦 耐滑 トライボロジー 微細加工 表面機能 付着 摩擦力 摩擦係数 表面構造 濡れ性 接触角 転落角 光学反射 表面構造 
タグ トライボロジー表面改質
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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