初歩から学ぶ「絞り加工」基礎講座

〜 工程数の決め方、金型設計のポイント、材料の選び方、潤滑の基礎、特殊絞り加工 〜

・絞り加工の基礎と潤滑油の選び方・使い方を修得し、高精度・高品位な加工を実現するための講座

・絞り加工を理論的に勉強することによって、コストダウンがはかれる無駄のない効率的な成形やトラブル対応に活かそう! 

・基礎的な理論から実際の絞り加工までを、工程順にわかりやすく解説しますので、初心者はもちろんベテランの方もぜひご参加ください

講師の言葉

 絞り加工の現場では勘とコツ、あるいは経験やノウハウが重要視されています。しかし、その勘とかコツ、ノウハウのほとんどのものは絞り加工の基礎的な理論によって十分説明可能と言えます。逆に言えば、絞り加工の基礎を理論的に勉強すれば無駄のない効率的な成形手法が実践できるようになり、結果的にコストダウンも図れるようになります。また、トラブルが発生した時にも十分対応ができるようにもなります。本セミナーでは、絞り加工の基礎理論を初心者にも分かるように解説します。
 また、難加工材の絞り加工や、より高精度・高品位な製品の絞り加工では、潤滑油の選び方・使い方がポイントとなります。潤滑を間違えれば、すぐに不良発生につながってしまいます。潤滑技術についても基礎からわかりやすく解説します。最後に、究極の無潤滑絞り加工、すなわち、ドライプレス加工や特殊絞り加工についても解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月18日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械加工、プレス、金属加工、板加工分野の方 ・基礎的な理論から実際の絞り加工までを、工程順にわかりやすく解説しますので、初心者はもちろんベテランの方も対象となります
予備知識 ・特に必要ありません。絞り加工と潤滑技術について、初歩の初歩から易しく講義します
修得知識 ・絞り加工の基本を理論的に理解できるようになる。 ・理論的に理解することによって、不良発生の原因究明とその対策法も考えられるようになる。 ・潤滑油の選び方・使い方の基本的知識が習得できる。 ・無潤滑絞り加工(ドライプレス加工)の最先端技術の習得ができる
プログラム

1.絞り加工の基礎
  (1).絞り加工の定義
  (2).金型構成の基本
  (3).絞り加工用の材料(材料を金属学的に見てみよう!)
  (4).絞り加工と張り出し加工の違い

2.絞り加工の実際
  (1).ブランク形状・寸法の決め方(円筒、角筒絞り)
  (2).絞り工程数の決め方 (なぜ破断する?)
  (3).絞り金型設計のポイント
  (4).プレス機械の特徴と選定方法(絞り力としわ抑え力の計算法)
  (5).絞り材料の選び方(n値とr値、成形性試験法)

3.潤滑油の選び方使い方
  (1).潤滑の基礎理論
  (2).絞り加工における潤滑の選び方と使い方
  (3).潤滑油を使用しないドライプレス加工でどこまでできるか?

4.特殊絞り加工
  (1).対向液圧絞り加工
  (2).温間絞り加工
  (3).超音波援用絞り加工

キーワード 絞り加工 しごき加工 プレス 潤滑油 特殊絞り加工 ドライプレス加工
タグ プレス金型金属加工
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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