機能性フィルムの基礎と最新技術動向および応用

〜 プラスチックのガスバリア性、アクティブパッケージング、工業製品用機能性フィルムの動向 〜

・バリア性・選択透過性・抗菌性・耐熱性などを持つ機能性フィルムの最新技術を解説する講座

・製品の品質を安全に保持するためのパッケージ技術の最新技術を修得し、製品開発に活かそう! 

講師の言葉

 プラスチックの包装・容器は食品、薬品その他数多くの製品の品質を安全に保持することに大きく貢献しています。
 近年、こうした包装・容器分野で特に目立っているのは、ガスバリアフィルムなどの機能性フィルムとガスバリア容器の進展です。
 本セミナーでは、こうした機能性材料の技術開発動向と採用の実績などを幅広く解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年11月09日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機能性フィルム・容器の開発企業およびユーザー企業の研究者・技術者の方 ・包装材料の開発技術者の方 ・包装材料のセールスエンジニア他関連部門の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・機能性包装材料の全般の知識と応用技術
プログラム

1.包装統計

2.包装容器に適用されるプラスチック
  (1).プラスチック包装容器の形態と使用プラスチック
    a.フィルム包装
    b.シート成形容器
    c.射出成形容器
    d.ブロー成形容器

3.プラスチックのガスバリア性
  (1).ガス・水蒸気透過のメカニズム
  (2).ガスバリア性に影響する因子
  (3).ガス・水蒸気透過の測定法

4.フィルム包装の種類と構成

5.ガスバリア材の技術動向
  (1).樹脂系バリアフィルム
    a.共押出多層バリアフィルム・シート
      (PE / EVOH / PE、PA / EVOH / PEなど).
    b.PVDCフィルム
    c.ポリグリコール酸(PGA).フィルム
  (2).ナノコンポジット系樹脂コート・バリアフィルム
  (3).透明蒸着バリアフィルム(シリカコーティング、アルミコーティングなど).

6.食品包装技法とガスバリア包装の適用例
  (1).真空・ガス置換包装技法
  (2).レトルト包装技法
  (3).無菌・無菌化包装技法

7.ガスバリア容器・ボトル
  (1).ガスバリアシート成形容器
  (2).ポリオレフィン/EVOH系ガスバリアボトル
  (3).PET系ガスバリアボトル
    a.PETボトルの成形法
    b.パッシブバリアPET多層ボトル(EVOH、MXD6ナイロン).
    c.バリアコーティングPETボトル(シリカコーティング、DLCコーティング).

8.アクティブパッケージングの動向
  (1).酸素吸収性アクティブバリアフィルム・シート
    a.オキシガード
    b.エージレス・オ―マック
    c.オキシキャッチ
    d.エバールAP
    e.OXDEC
    f.RETBAC
  (2).水分吸収性フィルム
  (3).青果物の鮮度保持フィルム
  (4).アクティブバリアボトル
    a.ポリオレフィン系アクティブバリア多層ボトル
    b.PET系アクティブバリア多層ボトル

9.バイオポリマーの包装容器への適用
  (1).バイオプラスチックの開発状況
  (2).包装・容器への適用状況
  (3).バイオPET・バイオPE

10.工業製品用機能性フィルムの動向

キーワード 機能性フィルム バリア性 選択透過性 抗菌性 耐熱性 アクティブパッケージング バイオポリマー
タグ エコマテリアル食品ポリマープラスチック高分子樹脂・フィルム包装
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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