ゴム、プラスチックの上手な使い方とトラブル・劣化対策

〜 加硫、配合、成形法の違い、非結晶性高分子と結晶性高分子、劣化の種類と解析手法 〜

・化学を専門としない技術者でも、ゴムやプラスチックを間違いなく使いこなせるポイントを、多くのトラブル事例から易しく解説する講座

・多くのトラブル事例を通して、ゴムやプラスチックの特性と上手な使い方を修得し、製品開発に効果的に活かそう! 

講師の言葉

 製品の中では主要な部品でも、高価な部品でも無いゴムやプラスチック。しかし、使い方を間違えると大きなトラブルの元になるのも、それら化学物質。
 化学を専門としない技術者でも、ゴムやプラスチックを間違いなく使いこなせるポイントを、多くのトラブル事例から易しく解説します。
 何故トラブルを起こしたのか?原因は?対策は? 多くの事例が有っても、その基本原因は幾つもないのです。
 ゴム、プラスチックを上手に使い、製品開発に活かせるよう解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年10月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・ゴム、プラスチックを部品として使用する開発者、設計者の方 ・ゴム、プラスチック部品の開発、設計、研究者の方
予備知識 ・特に必用はありませんが、解決したい問題点を持って受講されると理解が深まります
修得知識 ・ゴム、プラスチックを部品として上手に使う方法 ・ゴム、プラスチックのトラブル、劣化対策
プログラム

1.ゴム、プラスチックの基本を理解する
  (1).ゴム、プラスチックとはどんなもの
      ・加硫、配合、成形法の違いはなぜ
  (2).何処が似ていて、何処が違う
      ・非結晶性高分子、結晶性高分子を理解すれば、違いも対処法も理解出来る
  (3).劣化の種類と解析手法
      ・耐熱性、耐寒性、耐油性、耐オゾン性、電気特性、機械特性、化学特性、SP値等の基本と、それがどんなトラブルに繋がるのかを学ぶ。

2.トラブル事例から学ぶゴム・プラスチックの上手な使い方
  (1).移行によるトラブル事例は、これだけ多い。基本を甘く見るな!
  (2).人と同じ、ストレス集中で簡単に壊れてしまう!
  (3).ゴム、プラスチックの熱膨張を甘く見るな!
  (4).こんな所でオゾン亀裂。命に関わる事故が起こる!
  (5).NBRは耐油性ゴム?言葉に惑わされるな!
  (6).ゴムは絶縁性か?中身を良く見よ!
  (7).電子部品に与える有機材料の影響。何かが出てくる!
  (8).残留歪みが引き起こすプラスチックの亀裂。高強度材料が簡単に壊れる!
  (9).促進試験、よかれと思ったことが大きな間違いを生じる!
  (10).Journal@rchiveを活用しよう!当然知っている?
  (11).発火事故の原因は?これも基本を甘く見たから!
  (12).ゴム、プラスチックから、何かが出てきてトラブルを起こす。どんなもの!
  (13).製品規格について考えてみよう!
  (14).何が正しい寿命評価か?蒸留水と雨水に大きな違いが!
  (15).ミクロ的に見るのか、マクロ的にみるのか?製品によっては見方が違う!
  (16).何もしないのにプラスチックが割れる、犯人は?これも基本をおろそかにしたから!
  (17).高分子材料から揮発成分が出る?そしてこんな悪さを!

キーワード ゴム プラスチック 加硫 配合 成形法 耐熱性 耐寒性 耐油性 耐オゾン性 電気特性 機械特性 化学特性 SP値
タグ ゴムプラスチック
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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