〜 摩擦係数・摩耗量の予測、摩擦・摩耗試験の選定と分析法、摩擦・摩耗低減技術と応用例、流体潤滑のシミュレーション 〜
- 摩擦・摩耗低減を実現するため、表面処理・加工、材料変更など適切な判断に活かすための講座!
- トライボロジーの基礎から試験・分析法や機械部品における応用例を学び、摩擦・摩耗の改善に活かそう!
〜 摩擦係数・摩耗量の予測、摩擦・摩耗試験の選定と分析法、摩擦・摩耗低減技術と応用例、流体潤滑のシミュレーション 〜
摩擦や摩耗、潤滑を基礎から学びたい方に、できるだけ数式を使わずに原理を説明する講義です。お困りの摩擦状態については、その摩擦の深刻度合いを表す方法を紹介し、その摩擦に起因する摩耗を予測してみます。またお困りの現象を定量的に評価できる摩擦・摩耗試験とはどのようなものになるか?またその試験で何を評価すれば目的の現象を分析できるかを、特に表面分析方法などから紹介します。さらに参考文献やデータベースから実務にすぐに使える摩擦係数や摩耗量に関連する変数と、その数値の意味について説明します。
本講座では、具体的な製品についての事例も、摩擦や摩耗データ付きで紹介します。最後にトライボロジーで唯一シミュレーション可能な流体潤滑について、難しい数式を簡単な数値解析で計算した例とVBAプログラムを紹介します。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 | ・トライボロジーの初学者および摩擦係数、摩耗量の改善に活かせる情報を求める方 ・機械、機械部品ほか関連企業の方 |
予備知識 | ・高卒程度の知識(三角関数、ニュートン力学など)が理解できれば大丈夫です |
修得知識 | ・摩擦状態の改善のため、表面加工や仕上げ方法を検討すべきか、それとも材料を替えるべきかを判断ができます ・摩耗状態の改善のため、表面処理を選択すべきなのか、それとも材料を変更するべきなのかを、摩耗現象によって判断できるようになります。またそのような判断するために必要な摩擦・摩耗試験方法や表面分析法も知ることが出来ます ・過去の文献のデータとご自分のデータを比較して摩擦、摩耗の深刻度を判断することも可能です |
プログラム |
1.トライボロジーの基礎
(1).固体表面と接触
a.表面粗さと粗さの観察・表記方法
b.固体表面の接触
(2).固体表面間の摩擦
a.摩擦力と摩擦係数
b.アモントン―クーロンの摩擦の法則
c.摩擦の発生メカニズム
d.摩擦係数の予測
(3).固体の摩耗
a.摩耗の定義と分類
b.摩耗量の予測
c.ウェアマップ
2.摩擦/摩耗試験の選定と表面分析
(1).摩擦・摩耗の評価方法
a.代表的な摩擦・摩耗試験機
(2).表面分析
a.摩擦面の表面分析
b.原子間力顕微鏡
3.摩擦/摩耗低減策
(1).摩擦の低減方法
a.薄膜コーティング、表面改質
(2).摩耗の低減方法
a.凝着摩耗
b.アブレシブ摩耗
4.機械部品における応用例
(1).潤滑性薄膜による摩擦の改善
(2).硬質薄膜(TiN/DLC)による摩擦・摩耗の改善
(3).なじみによる軸受損傷の改善
5.流体潤滑と数値解析、シミュレーション
(1).レイノルズ方程式
(2).すべり軸受の潤滑について
(3).軸受内圧力分布の数値解析
(Excelによるシミュレーション紹介)
※三角関数や乗数の計算できる関数電卓をご持参ください(スマートフォンをお持ちであれば計算可能です) |
キーワード | トライボロジー 表面粗さ 摩擦係数の予測 摩耗量の予測 摩擦試験 摩耗試験 摩擦低減 凝着摩耗 アブレシブ摩耗 軸受損傷 レイノルズ数 |
タグ | トライボロジー、表面改質、機械要素 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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