Phreeqcの基礎と効果的な活用法 〜1人1台PC実習付〜

〜 Phreeqcの概要、溶液平衡計算の基礎と解き方、中和滴定曲線の作成、表面錯体の取り扱い方 〜

・基本的なPhreeqcの使い方をマスターし、現場で効果的に活用するための講座
・Phreeqcによる溶液平衡、沈殿・溶解平衡、吸着平衡計算手法を習得し、水処理や資源回収に効果的に応用しよう!

 
*PCは弊社でご用意いたします

講師の言葉

 Phreeqcは化学平衡計算を手軽に実践することができるフリーソフトですが、300ページにもわたる英文解説書を解読して使いこなせるようになるには時間と労力を要します。本講義では、Phreeqcの基礎となる溶液平衡計算や、固相との平衡を取り扱うための沈殿平衡をわかりやすく説明し、基本的なPhreeqcの使い方をマスターすることを目的とします。
 また、さらなる応用例として、固液界面における吸着現象を取り扱うための表面錯体モデルやイオン交換モデル、反応速度モデルや一軸移流拡散モデルと溶液平衡計算を練成させた例題などを紹介し、Phreeqcの現場への活用法を紹介します。例題には、無機有害元素を主とした廃水処理を題材として、溶液pHや化学種の把握、中和滴定曲線の作成、溶液の混合、水酸化第二鉄への表面錯体生成、1次元のカラム試験の解析などを取り上げます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年09月05日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・化学、食品、環境、エネルギー等の分野において溶液中のイオンの挙動や固相吸着現象を定量的に評価したい方、特に環境モニタリング、廃水処理、土壌浄化、資源回収プラントに携わっている方
予備知識 ・大学教養程度の化学の知識、ワードやエクセルの基本的な使用法
修得知識 ・Phreeqcの基礎的な使い方 ・廃水処理に関係する化学平衡計算の知識 ・吸着現象の中の表面錯体反応の基礎的な知識
プログラム

1.Phreeqcとは
  (1).化学平衡計算ソフトウエアの比較
  (2).Phreeqcの概要
    a.ダウンロードの仕方
    b.Phreeqcに関連するWeb情報
    c.ver.2とver.3の比較
    d.Phreeqcで計算できること
    e.計算の流れ
  (3).データベースの種類と選択
  (4).出力の仕方

2.溶液平衡計算
  (1).溶液平衡計算の基礎
  (2).濃度と活量
  (3).イオン強度と活量係数
  (4).溶液平衡計算の解き方
  (5).PhreeqcによるpHの計算
    a.“Solution”の使い方
    b.“Charge”の使い方
  (6).Phreeqcによる海水の溶液平衡計算
    a.データベースへの化学種の追加
    b.Outputシートの見方
  (7). Phreeqcによるヒ酸のpH-LogCダイヤグラムの作成
    a.“User_Graph”の使い方

3.沈殿・溶解平衡計算
  (1).沈殿・溶解平衡計算の基礎
    a.飽和指数
    b.溶解度と溶解度積
    c.沈殿・溶解平衡計算の解き方
  (2).Phreeqcによる沈殿・溶解平衡計算
    a.Phreeqcにおける固液平衡の取り扱い方
    b.温度影響の取り扱い方
  (3).データベースへの沈殿種の追加
  (4).Phreeqcによる炭酸ガス飽和溶液中での炭酸塩の生成計算
    a.気液平衡の基礎
    b.“Mix”の使い方
  (5).Phreeqcによる中和滴定曲線の作成
    a.“Reaction”の使い方
    b.酸性坑廃水を対象とした中和滴定曲線の計算例

4.吸着平衡計算
  (1).吸着現象の基礎
  (2).Phreeqcによる表面錯体の取り扱い方
    a.表面錯体モデルの基礎
    b.表面錯体モデルの実際
    c.“Surface”の使い方
    d.データベースへの表面錯体種の追加
    e.水酸化第二鉄へのヒ酸の表面錯体形成計算
    f.水酸化第二鉄への亜鉛の表面錯体形成計算
  (3).Phreeqcによるイオン交換の取り扱い方
    a.Phreeqcによる等温線の描き方
    b.“Exchange“の使い方

5.Phreeqcの応用例
  (1).反応速度の組み込み
    a.Phreeqcによる反応速度の計算
    b.“Rates” と”Kinetics”の使い方
    c.Phreeqcによる第一鉄イオンの酸化速度の計算
    d.Phreeqcによる沈殿生成速度の計算
  (2).一次元移流・拡散モデルとの連成
    a.移流・拡散モデルの基礎
    b.境界条件
    c.“Advection”と”Transport”の使い方
    d.Phreeqcによるイオン交換カラムの計算

キーワード Phreeqc 化学平衡計算 溶液平衡 イオン強度 沈殿・溶解 中和 固液平衡 吸着 表面錯体 移流・拡散
タグ 化学化学工学化学物質シミュレーション・解析環境吸着水処理
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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